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THIS LIGHT TOGETHER

8レオン:2007/06/11(月) 10:38:40 ID:uxkMCYXY
第六話「レイ・アスク」

「なんだかとても静かだね?」
そうリアナが言った。
一行は町を出て【水の町フォールダラカス】にいく途中にある【獣の湖】の近くにいるのだ。
「おっ湖が見えてきたぜ。」
そうキロスが言った。
「・・・早く【獣の石】を取って出ようよ。」
っとレイナが言った。
「どうしたの?レイナ?」
そうクリスが聞くと、
「ここは好きじゃないの。」
「どうして?」
「・・・私の弟がここで殺されたから。」
そうレイナ弱々しく言った。
辺りの空気が少し重くなった。
「・・・でも大丈夫だから気にしないで。」
そう少しだけ微笑んだ。
「ん?もしかしてあれが【獣の石】か?」
そうガディンが指を指しながら言った。
「ええ多分そうじゃないかな?」
そうリアナが言った。
「でっ誰が取るんだ?」
そうキロスが聞くと、
「当然泳ぎが得意なあなたでしょ。」
そうクリスが言う。
「俺がか?」
そう聞くと皆はこくり頷いた。
「・・・ちぇ、わかったよ俺が行く」そう言うと上の服を脱ぎ石を取りに言った。

「ふう。取って来たぜ【獣の石】。」
そう言うと丸く透き通った緑色をした石をガディンに渡した。
「これが【獣の石】か、よし早いとこ出るか。」
そう言うと【獣の石】を袋の中に入れ走り出そうとすると、
がさ・・・と音がした。
いっせいに振り返るが音の主は鳥だった。
「なんだ鳥か・・・脅かすなよな。」
キロスが言った。
「行こう。」
とガディンが言った。
数分歩いただろうか?ガディン達は後少しで森から出れるところで、
「待て。」
と何者かに声もかけられた。
「だれだ?」
すると20歳くらいの男が木の近くから現れた。
「貴様らは闇の種族か?」
「闇の種族だと!!」
そうガディンは叫ぶように言った。
「・・・違うのか?」
「当たり前だ!!」
そうガディンは言った。
「お前だって闇の種族に何をしようとしてるんだ?」
「俺は闇の種族に用があるんだ、貴様らもか?」
「用って程じゃあ無いけど。」
そうガディンが言うと
「なら俺も一緒に行ってもいいか?」
「どうしてだ?」
そう聞くと
「お前らといたら奴らと会えそうな気がするんだ。」
そう言った。
「・・・皆こいつを仲間に入れていいか?」
そう聞くと皆は頷いた。
「オーケーだよろしくえーと・・・」
「レイ・アスクだ、レイっと呼んでくれ。」
「よろしくなレイ。」
そう言い握手をすると町へ向かって歩き始めた


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