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THIS LIGHT TOGETHER

16レオン:2007/06/11(月) 10:51:15 ID:6GuGnIzY
第十話「楽しい時間」

「ここだよここ!!」
そうレイナは、はしゃぎながら言った。
ガディン達は長の新しい命令で『聖水の洞窟』にいる聖霊の力を借りに来ている所だった。
「うわぁ本当だったんだねここに温泉があること。」そうリアナが言った。
「うんもう一つあそこにある。」
そう言うと数メートル先に温泉があった。
「じゃあもう夕暮れだしこの辺で休むか。」
そうガディンが言うと野宿の準備を始めた。

「あー生き返るな。」
「まったくだな。」そうガディンとレイが言う。
「そうだなー。」
そうキロスが少し笑みを浮かべて言った。
「どうしたんだ?キロス?」
そうレイが少し心配そうに聞いた。
「ああ多分あれだな。」
「あれとは?」
そう呟いたガディンにレイが聞く。
「見れば分かるだろう?」
そうガディンが前指差しながら言うと、
「・・・なるほどな。」
そうレイが言った。
もう分かっているだろうキロスは女子風呂のぞきに行くのだ。
「じゃあそろそろ行きますか。」
腕を回しながら言うキロスに、
「行ってもいいが生きて返れるか?」
そうガディンが聞いたが、
「大丈夫大丈夫。」
っと言いゆっくりと揚がって行った。
「・・・大丈夫なのか奴は?」
レイが言うが、「大丈夫さだってリアナ達が罠を張ってるから。」
「そうなのか?」
「ああ。それによくこういうのお約束があるからな。」
そうガディンは少し笑いながらキロスを見送った。

その頃女子達は、
「いいキロスが絶対来るからあいつを退治してから入るよ?」
そうレイナが皆に言った。
「うんそうだよね。」
「確かにその方がいいわ。」
「あたしも。」
そう女子達は言って笑った。

そしてキロスは、
「にひひひひ!後少しだぜ。」
そう言いゆっくりと草陰を進んでいった。
「お!着いた着いた!」
そう言いながら笑ったが
「キーロース?」
そう後ろから声がした。
「やっぱり来たのね?」
あきらかに怒りが篭っている。
「まさか・・・。」
立って後ろを見るとレイナ、リアナ、クリス、カンナがいた。
「どうなるか分かってるわよね?」
「はい!!」
そう返事をしって少女達の脇をすり抜けようとしたが捕まり、
「このスケベー!!」
そう言うと両方からカンナとリアナのビンタが当たり上からクリスの拳骨が下り最後に、
「飛んでけー!!」
レイナ張り手がクリティカルヒットしガディンとレイがいる温泉に向って吹き飛んだ。
バッシャーン!!
大きな湯柱ができガディンとレイの頭を濡らした。
「ほらな?お約束だろ?」
そうガディンがレイに言い、
「だな。」
っとレイが湯の上に浮かんでいるキロスを見ながら言った。

それから全員上がったがキロスは当然レイナに怒られその光景を皆が笑った。
そしてガディンは、
(こんな楽しい時間が続いたらいいな。)
っと思った。


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