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THIS LIGHT TOGETHER
11
:
レオン
:2007/06/11(月) 10:46:01 ID:6GuGnIzY
第八話「一つ目の力」2/2
光が徐々に晴れ皆がガディンを見たが皆我目を疑った。
ガディンがまるで竜のように見えたからだ。
頭には竜の顔に似た兜、体には青色の鋼鉄の鎧に手足には鋭い爪と青色の篭手と足篭手。
「!なぜ貴様がその力を!!」
ドルンは驚きを隠せないように言った。
「グルルル!」
ガディンは怒りのある鋭い目でドルンを睨みつけた。
「なんなんだありゃあガディンなのか!?」
キロスもまた驚きを隠せないのか少し大きな声で言った。
「いったいなんなんだあれは?」
そうレイは少し静かに言った。
「もしかして!?」
「どうしたの?クリス?」
そうレイナはガディンから目を離さずに言った。
「昔に聞いたことがあるの。」
「どんな事を?」
「ええ昔幼い子に『竜の力』を与えたってことを聞いたことがあるの。」
「じゃあその幼い子がガディン?」
「分からないけど多分そうかもしれない。」
そうクリスが言った。
そして、「ガアアアアア!!」
ガディンが吼えドルンに突進した。
「くっ!!」
かろうじて剣を立てガディンの攻撃を防いだ。
(くそ!なんて力だこのままじゃ防ぎけれねえ!)
ふっと力が弱った。前を見るとガディンは姿を消していた。
(どこだ!?)
そう考えると。
「ガアアアア!!」
そう吼える声がしたかと思うと背中から鋭い痛みが伝わってきた。
「が!!」そう悲鳴をあげ仰け反った。
そしてまたガディンが目の前に現れた。
「そんな・・・。」
クリスが力無く言った。
「どうした?」レイが聞くと、
「それが・・・私の動体視力でもガディンの姿が見えない。
「なに!!」そうキロスが言った。
「そんなクリスの目にも映らないだと!」
「そうよ!だったらガディンはどれだけの速さで動いてるの!?」
そうカンナも言った。
(くそ奴の姿が速すぎて見えねい!)
「グルル!」
ガディンは攻撃の構えになった。
「くそ!なんなんだこいつは!」そうドルンは叫んだ。
「ガアアアア!」
ガディンは吼えドルンの体を切り裂いた。
「くっ!だが俺は負けられない!」
そう言うと剣を構え目を瞑り耳をすませた。
(奴の姿が見えなくても音で・・・)
ザザ・・・
(そこか!!)
ドルンは目を開け振り向きざまに剣を横にして振った。
ガン!っと金属が重なり合う音がした。
「グルル。」
ガディンは手の篭手でそれを防いでいた。
「行くぞ!!奥義!!爆連風魔斬!!」
ドルンは剣を素早く縦横に振るった。
「グウウウ。」そのドルンの攻撃を篭手で防いだ。しかし、
「はあ!!」
最後にガディンの足元に剣を叩き付けた瞬間凄まじい爆風がガディンを吹き飛ばした。
しかし「ガアアアア!!」
爆風を利用し離れたガディンは手をドルンに向けると手のひらに何かが収束し、
「ガアアアアアア!!」
そう吼えると手から恐ろしいほど強力な光線が放たれドルンに直撃した!
「があーーーーー!!」そうドルンの口から悲鳴があがった。
「くっ・・・すまな・い・皆・・後・はまかせ・たぜ・・・」
そう言い終えると光と共に消えた。
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