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別れる者と異世界の小さな旅

32レオン:2006/09/21(木) 17:09:07 ID:X3oxlF8g
第三話
 ̄ ̄ ̄ ̄
レオン以外の六人とカルロスは、レオンとリオンから離れ、話し始めた。
「今度こそ教えてもらうぞ…お前は誰なんだ。」
デストロイヤーがカルロスに訊いた。
「…ああ、まだ名乗ってなかったな、俺の名はカルロス。」
カルロスが言った。
「じゃあ、そろそろ戦うか?」
ルーキングが言うが、
「ルーキング、ちょっと待ちなさい、カルロス、あんたに訊くけど…」
と、リネが言いかけた。
「…やっぱ、何でもない。」
リネがまた言った。
「それなら、戦うぞ!」
ルーキングが五人に叫んだ。
「分かった!」
返事をし、六人は戦闘の態勢に入る。
「来い…!」
カルロスは二本の剣を抜いた。
「行くぞ!はあ!」
ルーキングはナイフでカルロスを斬りつけた。
カルロスは黙々とルーキングに反撃した。
「やっ!」
「えい!」
デストロイヤーとスララーは矢を放つが、カルロスは辛うじて避けられた。
「…τηδσν…ファイアボール!」
エミが呪文を唱えると、三つの火の玉がカルロスに向かって行ったが、
「…αδητσ…ウォータースマッシュ!」
カルロスがそう呪文を唱え、三つの火の玉を消し、六人を押し潰した。
「これじゃエミの攻撃が通じねえぞ!!」
ルーキングが叫んだが、
「大丈夫!…γστδ…マジックウォール!」
ルルが六人の周りに、見えない魔の壁を造った。
リネがナイフでカルロスを斬る。
「クッ…中々手強い相手だな…だが、まだこれからだ!」
カルロスがそう言うと、幻影が見えるほどの速さでリネを無数に斬った。
「きゃあッ!!」
リネが悲鳴を上げて倒れた、が、意識はある。
「…δντη…キュア!!」
ルルがリネの傷を癒した。
「あ、ありがと…。」
リネが言うと、
「くっ……?おい、お前、そのナイフ、何処で取った?」
カルロスがリネを指差しながら訊いた。
リネは、しばらく黙っていたが、
「魔物が落としてったの、それで?」
リネが答え、カルロスに訊いた。
「…いや、別に。」
カルロスが返した。
「じゃ、行くぞ!」
と、ルーキングは言い、カルロスに向かって走った。
「ッ!」
カルロスは水色の光に包まれ、何処かへ消えた。
「?何処行った!?」
ルーキングはそう言った。
「…そういえば、レオンはどうしてるだろう。」


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