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別れる者と異世界の小さな旅

31レオン:2006/09/21(木) 17:08:08 ID:X3oxlF8g
第二話
「洞窟」

「待ってくれよ!カルロス!」
カルロスは目の前に居た魔物を切り捨て血を払い双剣をしまい後ろを見た。
「おいリオンお前もう少し早く片つけろよ・・・。」
そうカルロスが言うと、
「だってよ俺は剣術を高めるために少し遅めに倒したんだ。」
そうリオンは唇を少し尖らせ言った。
「・・・まあいいか。」
そうカルロスが言うと懐から何かを取り出すとリオンに渡した。
「なんだこの仮面みたいなの?」
そうリオンが言うと、
「お前今から戦う奴にあんま顔見られたくないんだろ?」
そうカルロスが言うとこくりとリオンは頷いた。
「だから奴らと会う時はそれを着けろ。」
そうカルロスが言うと、
「あっ、レオン達が来た。」
そうリオンが言うとカルロスは頷きレオン達が来るのを待った。

「暗いな・・・。」
そうレオンが言う。
「でも何も見えないわけじゃあないな。」
そうルーキングが言う。
「幸いレオンが暗闇でも大体のものが見えるのが良かった。」
そうルルが言う。
「今が中央の入り口くらいだから後少しで奥だけど、この辺から明るくなっていくから。」
そうエミが前を見ながら言った。
「お、明るくなってきた。」
デストロイヤーが言う。
「本当だ。」
そうスララーが言うと、
「ん?誰か居る・・・。」
そうレオンが言うと先の方に二人の男―カルロスとリオンが立っていた。
「やっと来たか・・・。」
そうカルロスが言った。
「お前はこの前の!!」
デストロイヤーが思い出したように言った。
「おい、どうする?お前この中の一人と戦いたいんじゃあなかったか?」
そうカルロスが仮面を着けた少年―リオンに聞くと、
「ああ、そうだった。」
そう言うとリオンは前に出ると、
「俺が戦いたいのはレオンお前だ!」
「俺と?」
そうレオンが言うと、
「じゃあ他の奴は?」
カルロスがリオンに聞くと、
「・・・奥の方で相手をしてやれ。俺はここでレオンと戦う。」
そうリオンは言った。
「皆、あいつ等が言ったとうりにしてくれ・・・。」
「「え!」」
皆が声を合わせて言った。
「どうして?!」
そうエミが聞くと、
「わからない・・・。でもなんかそうした方がいい気がするんだ・・・。」
そうレオンが言うと、
「んじゃあレオン以外の奴らは奥に行ってろ。」
そうカルロスが言うとレオンは頷き皆は奥に進んで行った。
「もしやばくなったりしたら俺のところに来い。」
「OK。了解だ。」
リオンの返事を聞くとカルロスも奥に進んで行った。


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