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別れる者と異世界の小さな旅
26
:
レオン
:2006/09/21(木) 17:04:54 ID:X3oxlF8g
「・・・・・・」
少年―リオンは自分の部屋で目を瞑り集中力を高めていた。
(はぁ、あれからちょうど一ヶ月か。俺はフレイムとかリウみたいに狩に行けないし毎日銀髪の男―カルロスと稽古なんてつまらねえな・・・。)
と、リオンは目を開け近くにある幅広の剣と腰に盾を背中に背負った。
「さてとカルロスの所行くか。」
そうリオンが言うとドアを開け廊下を歩くと、
「リオン・・・。」
そう後ろから声がした。
「おうカルロスか?ちょうどあんたを探しに行こうと思ってたんだがいつ稽古するんだ?」
そうリオンが聞くと、
「いや今日はしないそれから「あの方」から大事な仕事が与えられた。」
「大事な仕事とは?」
リオンが再び聞くと、
「フレイムとリウが帰りしだい奴等―レオン達を潰す。」
そうカルロスが言った。
「わかった。」
そう返した。
「じゃあ後は部屋で休んどけ。」
カルロスは言うとリオンに背を向け部屋に戻っていった。
「戻るか。」
リオンは部屋に入りベットの仰向けになった。
「レオン。とうとう来たかその時が。」
リオンは目を瞑った。
「あいつ等はまだ俺とフレイムの事は知らないはずだ、だがレオンは・・・俺の事は分かるだろうな・・・。」
リオンは目を開けると立ち上がった。
「もしレオンが俺の事を分かったらその時は・・・。」
リオンは天井を仰いだ。
「その時は奴を斬るしかないの・・・かもな・・・。」
リオンは再びベットに寝た。
「なるべくレオン達は傷つけたくないが決められた事だしかも「あの方」の命だからな・・・。」
リオンは言いそして戦いの為に早めに眠りについた。
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