したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

別れる者と異世界の小さな旅

24レオン:2006/09/21(木) 17:03:50 ID:X3oxlF8g
ルーキングは目の前にいる少女―リウを見ながらゆっくりナイフを出した。
(何だ?この女・・・凄い殺気がする・・・。)
ルーキングは目の前の少女を見ながらそう思った。
暑くないのに汗が出てき止らない。
「いくよ。」
そうリウが言うと走りルーキングは防御の体制に入ったが、
(・・・やべえこいつに一人で勝てる気がしねえ・・・。)
そう思いながらリウの攻撃を受けに掛かった・・・。


「だいぶ奥に来たがなんか変な感じがする。」
そうレオンが言うと、
「うん。なんか胸騒ぎがして落ち着かないの。
そうルルが言う。
「俺もさっきからなんか落ち着かない。」
そうデストロイヤー言った。
「じゃあ早く行きましょ?もしかしたらその胸騒ぎとかが的中してるかもしれないし。」
そうエミが言うと、
「その方が良いかも。」
「ああ急ごう!」
レオン達は前の方に薄く見える広場を目指し走りだした。

「!?」
レオン達の表情が凍り付いた。
エミとルルはあまりの光景に顔が青かった。
「ルーキング!!」
レオンはすぐに我に帰りリルに切り裂かれ血を出し虫の息になったルーキングを呼んだ。
「お・・う・・遅かっ・・たじゃ・・・ねえか・・・。」
ルーキングは顔を上げ薄い笑みを浮けべ言った。
「てめえ!覚悟しやがれ!」
そうレオンが言うと剣を抜き構えた。
「こいつだけの力を試したかったけどまあいいきなさい。」
まるで男の言い方のようにリウが言う。
「エミ!お前はルーキングの傷を治しながらでいいからサポートしてくれ!」
「う、うんわかった!」
「ルルはデストロイヤーと魔術で頼む!行くぞ!」
返事を聞かずレオンは走りだした。
「はあ!」
レオンは剣を横に斬るが。
「はっ!」
軽々槍の刃で防いだ。
「この程度?」
余裕ありげに言うと、
「けっ!」
レオンはリウに足を掛けると地面にこかせ下がった
「ストライカー!!」
ルルの声が響きレオンの力を上げる。
「切り裂け!ブラッドエッジ!!」
デストロイヤーの声が響くと血ので濡れた幻想の刃がリウの体を切り裂いた。
「はあああ!!」
気合を込めたレオンの剣がリウの槍を半ばで切断した。
「答えろ!なんなんだ!お前らは!」
そうレオンが聞くと、
「今のお前達には知らなくていいと思う。」
そうリウが言うと槍の下部分を投げ捨て構えたっと
「やめなさいリウ。」
そう女の人の声がした。
「・・・でもフレイム。」
そうリウが言うと木の陰から自分達と同じくらいの少女が現れた。
(なんだ?あの女の子?どこかで見たような・・・。)
そうレオンが思うと、
「今はもう良いっとボスが言ってた。」
「分かった。」
そうリウが言うと消えていった。
レオンは剣を収めるとルーキングの方に行った。
「ルーキングは大丈夫なのか?」
「ええなんとか大丈夫。」
そうエミが言うと、
「あ!居たー!!」
そう聞き覚えがある声が出口と思われる場所から聞こえた。
「スララー!」
「やっと見つけたよ。」
そうスララーは言うと荒れた息を整えた。
「わ!ルーキングさん大丈夫!?」
そうスララーが言うと、
「ああなんとかな近くに町があるかわかるか?」
とデストロイヤーが聞くと、
「あ!あるよ出口から見たら町があったから。」
そうスララーが言う。
「よしじゃあその町に行こうぜ?手伝えよレオン。」
「ああ。」
そうレオンが言うとデストロイヤーと共にルーキングを運びだしながら、
(あのフレイムって女の子・・・いやまさかな・・・)
心の中で思っていた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板