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別れる者と異世界の小さな旅

17レオン:2006/09/21(木) 16:59:19 ID:X3oxlF8g
「さっきの戦いで疲れてたけど…分かった!」
と、エミが言った。
六人は、戦いの態勢をとり始めた。
「おラッ!」
レオンは長剣で魚人を攻撃したが、今度は避けられた。
「ちょっと離れて…τσδη...ブレイズ!」
エミがファイアボールとは違う呪文を唱えた。
一つの大きな炎が魚人の近くで爆発した。
「あ…危ない…。」
と、スララーが言った。
確かにそうだ、爆発が前より大きかった。
魚人は一歩下がった。
「…ふんっ。」
どこからか声が聞こえる。
その途端、魚人は青い光に包まれ消えた。
「っ……!?」
六人は辺りを見回した。
「何処だ、出て来い!」
と、ルーキングが叫んだとき、少年が現れた。
銀髪で紺色の眼、そして青い服を着ていた。
「お前は誰だ?」
と、デストロイヤーが言った。
「今のはお前がやったのか?」
と、レオンも言う。
「…いつか分かる事だ。」
銀髪の少年はそう言い、光に包まれ消えた。
「お…おい…。」
とレオンが言った。
「…あの人も、フィートって人の仲間かな?」
と、エミが言った。
「んー…。」
と、スララーが言った。
「…まあ、とりあえず、進まないか?」
「そうだね、行こう。」
六人は岩だらけの湖を進んでいった。
行き止まりになったので、湖の外に出た。
もう日が暮れてきていた。
「あー、やっと出れた…。」
と、ルルが言う。
「お、あそこに町があるぞ!」
と、ルーキングが言った。
「良かった、行こう!」
六人は、町へ向かった。
町へ着いた。
宿屋も見つかった。
「よし、今日はここにするぞ。」
と、レオンが言った。
「…待って、湖の近くで何か光ってるわ。」
と、エミが言い、湖の方に行った。
五人もエミ追いかけて湖の方に走った。
「…貴方達が私に気付くのを、ずっと待っていました…。」
そこには、天使のような女がいた。
「…貴方は?」
と、ルルが言った。
「私はフィルナ…私が貴方達をこの世に呼びました。」
と、天使のような女が言った。
「な、何で…?」
と、スララーが言った。
「…この世の人間が滅亡する、と予言されたのです。」
フィルナが言った。
「…誰がそんな事するんだ?」
と、レオンが言った。
「…それは分かりません、ですが…貴方達にこの世を救ってほしいのです。」
フィルナが言う。
「…分かった。」
と、レオンが言った。
「い、いいのか?」
と、ルーキングが言った。
「やらないと、元の世界に帰れない気がするんだ。」
レオンが言った。
「…そうだな、分かった!」
「賛成!」
「分かった!」
「うん!」
「私も一緒に行く!」
と、他の五人も行った。
「…ありがとうございます…。」
と、フィルナが言った。
フィルナは、光と共に消えていた。
そして六人は宿屋へ行き、自分の部屋でこう言った。
「お休み。」


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