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別れる者と 第一章 異世界の小さな旅

90リオン:2006/10/10(火) 19:10:19 ID:EnqQe6FY
真夜中の暗いくフクロウが飛んでいる森林地帯の中を二つ影があった。
「ねぇリオン?なんであの時勝負の途中で引き上げたの?」
そうフレイムが少し不満そうに聞くとリオンは立ち止まらず振り返りフレイムに言った。
「お前な・・・鎌が壊れたらお前は魔法攻撃しかできないだろ?」
そうフレイムの手にある綺麗に真っ二つにされた鎌を指差した。
「鎌が無くてもまだ武器はあるんだけど?」
そう言い返した後隠しポケットから美しいナイフを六本取り出していう。
「どれどれ・・・綺麗なナイフだなちょいと貸してくれ。」
そうリオンが言うとその中の一本を取り出すと辺りを見渡すとリンゴを見つけるとナイフを振るった。
するとリンゴは真っ二つになり半分になったリンゴをくっつけると綺麗にくっついた。
「凄いなこのナイフ誰から貰ったんだ?」
リオンは芯と皮を剥くとナイフを綺麗にしリンゴと共に渡した。
「これ?リウから友情の印として貰ったの。」
リンゴを食べながらそうリオンに説明するとナイフをしまった。
「友情の印か・・・。」
そうリオンが言うとフレイムはリオンを見た。
「それにしてもあんたって災難ね。辛いんでしょ?レオンと戦うの?」
そうフレイムが言うとちらりとリオンは彼女を見た。
「まあな・・・でもまぁこういうのも・・・・」
そうリオンが言っている途中に草がガサガサと音を立てて揺れると中から魔物が踊り出るとフレイムに突進したが―
「―帰りの邪魔だ!雑魚が!」
双剣を素早く引き出し足で蹴り落とし双剣を突き刺した。
「さすがリオン。こいうのは気が効くよねー。」
そう言うと、「こういうときとはなんだよ・・・」っと呟く声が返ってきた。
「それで?こういうのも・・・の続きは?」
そうフレイムが首を傾げ聞くと、
「いやなんでもない。」
「えー!気になるじゃん!教えてよー!」
そうリオンは言いフレイムは教えてと言うばかりだった。
「それよりお前は修行堂に来いよ?新しい鎌やるからと。」
そうリオンが言うとフレイムは頷いた。
「ついでに俺と勝負してくれねえか?」
「えーリオンと?・・・ちょっとは手加減するんならいいよ?」
そうフレイムが言うとリオンは頷いた。
「そんじゃ早く帰るか?もう夕暮れから一時間てとこだからちょうど7時くらいだな。」
そうリオンは言うとさっさと歩き出しフレイムはその後を追った。
彼等が居なくなった後には静かな森に戻っていった・・・。

次誰かお願いします。
レオンの方でも焔さんでもOKです。


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