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別れる者と 第一章 異世界の小さな旅

86リオン:2006/10/05(木) 21:25:02 ID:yOb1iDXk
修行堂で鉄と鉄を叩きつける音が聞こえる。
「うおー!」そう少年の気合を込める声。
「はぁ!」さらに気合を込めた少し大人な声が聞こえ、また鉄と鉄を叩きつける音が聞こえた。
そう修行堂で戦っているのはリオンとカルロスだった。
「たあ!」
気合を込めてカルロスの剣に剣を叩きつける。
「なにがしたいんだリオン!」
そうカルロスが言いリオンに向って走出そうとしたとき。
「何!」カルロスの剣にヒビができ砕けた。
「はぁはぁ・・・今日は俺の勝ちだなカルロス!」
そうリオンは言い盾と剣を下ろした。
「・・・・ああそうだな。」
そう悔しそうに言った。
「それにしても結構強くなったんじゃないか?リオン?」
「ああ・・・確かにな。」
息を整えいつもの少しだけ冷静に言った。
「・・・そうだ、「あの方」がお前を呼んでたぞ?」
「マジかよ!それを早く言えって!」
そうリオンは驚きながら盾と剣を置いたまま修行堂を出て行った。

「リオンようやく来たか・・・・。」
そう前にカーテンのような物で姿がぼんやりとしか見えないが声がする。
「はい。それで今日はどんな用件で?」
リオンがそう問い掛けると、
「先ほどのカルロスとの稽古を見て決めたのだが、」
「はい。」
「これから奴等の元へ行ってもらう。」
そう言われ「はい」と答え、
「それではカルロスと今から行きます。」そうリオンが言うと、
「いや今回と次はフレイムと組んでもらう。」そう言った。
「・・・・・分かりました。」そう言うとリオンは部屋を出て行きフレイムの部屋へ歩き始めた。

「・・・また前みたいに勢いよくバンっ!・・・とか来るのか?」
そう呟きながらドアを叩いたがドアは開かず「入ってー」と返事が聞こえ部屋に入った。
「なんだリオンじゃん。」フレイムは風呂に上がってあまり経ってないのか湯気が少し上がっていた。
「・・・なんだじゃ無いだろなんだじゃあ。」そうリオンが言うと、
「用件は?」鎌を手入れしながらそう聞くと、
「俺とお前は今回と次回までペアを組んでレオン達を倒せと「あの方」から命令があった。」
闇の中で凶悪に光、鎌を見ながら言った。
「リオンとペアねーあたしはリウがいいんだけどまぁしょうがないね、「あの方」からの命だし。」
「じゃあしたくができ次第入り口に来い。その後レオン達が向って行く山に行く。」
「レオンはどうするの?どっちが殺る?」
そう言うとリオンは外に出るのを止め振り返った。
「二人で倒す。他の奴もな。」
そう言うと部屋から出て行った。

はい次焔さん無理やり終わらせる感じですがお願いします。


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