ほんのちょんぼし　その四

475：dora-jun@house(半角）：2009/07/11(土) 10:36:53: 子供の頃のラーメン記憶を一つ。

私が小学生低学年の頃だったと思います。その頃は今と違って学校は週休二日制では無かった事を、ななこさんも記憶していると思います。

で、学校でいっぱい遊んだ（？）土曜日は昼で授業を終え、自宅で頂く昼ごはんが意外と楽しみだったのです。
学校給食もおいしいですよ。でも我が家で食べるご飯（特に普段食べられないお昼ご飯）は夜ご飯と違って質素なものでしたが、それはそれでおいしかったと記憶しています。

で、お昼の定番といえば、そう。　　らーめん！！！！
ラーメンと言ってもインスタントラーメン。しかも具材の一切入ってない素ラーメンだったのですが、あのスープの独特な香り、塩醤油のコク、ツルツルとした麺の喉越しがたまらなかったのです。
で、子供ですからコショウなどの刺激物は入れません。　ってか、入れてしまうと食べられません。

ああ、今思い出しても腹が立ってきました。

インスタントラーメンで一番好きな銘柄。　　チキンラーメン？　　さっぽろ一番？

いえいえいえ、そんなものではありません。

それは・・・・・・・・「出前一丁！！！」

「あ～らよ！　でま～え一丁！！」でおなじみのインスタントラーメンです。

私はそれが大好きでした。　　いつもいつもお昼のラーメンといえば「出前一丁！」以外は食べないくらい大好きでした。

ただ、その「出前一丁！！」。　悪魔が隠れているのをご存知ですか？

そう・・・・・・・・・・・・・。「ラー油」

そりゃ、大人が食えば「ラー油のかほりが・・・・」などとウンチクを語れるのでしょうが、子供にとっては辛い油以外の何者でもありません。

私は母親に「絶対入れないでね。　食べられないから。」　と念を押していました。

ただ、ある日、母親の身に何かあったのでしょう。少々機嫌が悪ぅございました。

母「ほらっ。ラーメンできたよ。　早く喰え」

と出されたラーメンを見ることなく、私は判断できました。

俺「おかんっ！　ラー油入れたら　あかんて！！　喰われへんやん！！」
母「あぁぁ？？　そかそか。　間違って入れてしもたわ。　まぁ、死なへん死なへん」

といって謝罪のかけらもありません。

スープを一口すすりました。　　　「辛っ！」

つづく・・・・・・・・・・・・・

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

ほんのちょんぼし その四

ほんのちょんぼし　その四