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ほんのちょんぼし その四

207dora-jun@自宅:2009/04/25(土) 09:53:26
春の筍、おいしいですよね。 その中でも筍ご飯は絶品です。

私が学生の頃、母親も筍ご飯をよく作ってくれました。 ただ私の母は目が悪く筍の下処理を失敗することもしばしば。

ある日市場で大きな筍を買ってきた母。「八百屋のおじさんがおまけしてくれた」と言ってかなり大きな筍をもって満足顔の母。

ななこさんもご存知の通り筍は大きいほどンマイというのではなく、案外チャレンジャーな状態になっているものなのです。

調理中も母は「固い!」とかいいながら包丁を振り回しておりましたが、頂いた食材は全部使わないと神様に怒られると思ったのでしょう。皮、根以外の食べれそうな部分は全部炊飯器の中へ。

数時間後、楽しみな晩御飯の開催!!

「いただきま〜〜す!!」  いい香りです。

筍ご飯大好きな私は口いっぱいにほおばりました。  鼻から良い香りが抜けます。

そして歯に何かが・・・・・・・・・・・・・・・・カリッ・・・・・・と。

そうです。 筍の根元の方がすでに硬く成長している部分です。

筍ではありません。 すでに竹と化したそれは俺の歯を刺激し、ほっぺたの内側を攻撃し始めました。

「うわ〜〜〜〜!」と家族全員が叫んだあと、母が一言・・・・・

                       「おかしいな」



「おかしい」のはお前ぢゃ!!ゴルァ(--メ)

けっきょく筍ご飯をかきわけかきわけ、食べられなさそうな筍を一つ一つつまみ出す家族4人のつつましい風景が展開されましたとさ。

                              めでたしめでたし。


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