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一緒に小説作りましょ!! V85

157ふみぃ ◆ZXv7N7l4cA:2014/10/13(月) 01:06:34 ID:J6qmlaGQ
最後。
◆□◆□◆

「……」

埒があきそうにもないと判断したのか、
それとも怯えているクラスメイトを案じてか。
藤江は大人しく立ち上がると東藤たちの元へ行く。
その手には何故か学校指定の鞄を持っている。
制鞄を肩にかけ、東藤たちの元へ歩いていく藤江の進行方向は、
東藤たちの手が届かないぎりぎりの所で変わった。

「……俺、用事あるから」

次は教室の中まで入ってくるといいよ。
言いながら、歩みを止めることなく東藤たちが塞いでいない前方の出入口を出て
下駄箱へと向かっていった。
予測不能な藤江の行動に、取り巻きは愚か東藤でさえ反応することができず、
靴に履き替え何故か勝ち誇ったような笑みを浮かべたまま去っていく
藤江をただただ見守ることしかできなかった。

「あんのヤロォ……!!!」

「と、東藤さ――」

「行くぞ!!!」

「はいっ!」

悔しそうに時を撒き散らしながら八組をさって行った東藤。
その東藤がいなくなり、八組に張られていた緊張の糸が切れた。
まだ残っている四人が同時に安堵の溜め息を吐いた。

「藤江君ってスゴいんだね」

四人のうちの誰かが呟いた言葉に、
残りの三人は頷いた。

◆□◆□◆
長いっておこられた。
夜だからいろいろおかしいの許して。
あー、難産だったそして眠い。お休みっ!


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