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一緒に小説作りましょ!! V85
155
:
ふみぃ
◆ZXv7N7l4cA
:2014/10/13(月) 01:00:25 ID:J6qmlaGQ
うぉふw久々に来てみたら凄いことになってるww
復活記念に小説投下。誰か見てくれたらいいな。
◆□◆□◆
四階建ての校舎の三階、一番端のなかなかに見晴らしがいい教室の、
後ろから二番目の窓際の席に、その少年は座っていた。
成績でクラスが分かれるこの高校では、当然の事ながら上のクラスが優遇される。
一組は一貫生なので関係ない。二組から八組まで成績順に並んでいる。
一応は進学校。地元でも割りと有名なこの学校は体裁を保つために浪人生を出したくはないらしい。
いわゆる“落ちこぼれクラス”の八組でさえ絶対合格を義務付けられていた。
この“絶対合格”が生徒のためのものなら生徒だってもう少しは頑張るだろう。
だが学校の裏側を先輩たちに伝えられている生徒はそれが学校のためだと言うことを十分に理解している。
事実、二組や三組は推薦入試を受けることができるが、七組や八組は一般入試しか受けさせてもらえない。
期待されているのは二組で、期待されていないのが八組。
授業も二組ほど丁寧な方ではなく、雑すぎて意味がわからない授業ばかりだ。
本来ならば年度が変わる度にクラス替えがあり、それも成績順で決められる。
だがこの学校は少々変わっており、
少しでも成績が下がれば学期の変わり目に一つ下のクラスに落とされる仕組みになっている。
成績が上がっても上のクラスに行くことはなく、落ちたらずっとそのクラスにいることとされているので
“落ちこぼれクラス”の八組には素行の悪い者が大勢いる。
いくら努力して成績を上げようと、その努力が報われる事などないからだ。
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