マジでこの板の住人今何しているんだろう。

77：名無し：2025/12/27(土) 14:27:32: 人間存在の虚無性について
存在論的パラドックス→人間は、自らが本質的な空虚であるという事実と、その空虚を自覚せざるを得ないという矛盾のうちに生存している。私たちは、宇宙の盲目的な力が一時的に形成した物質的配置に過ぎず、永続的な実体も、所与の目的も有していない。
意識という呪い→他の生物がその無意味性を知覚することなく生きられるのに対し、人間だけは自己意識という特異な能力によって、自らの存在に内在する無意味性を認識してしまう。この自己認識そのものが、私たちの苦悩の根源的な源泉となるのである。
自己という幻影→いわゆる「自己」は持続的な実体ではなく、一つの幻影、すなわち錯覚である。意識は、私たちを独立した特異な存在であると信じ込ませるが、実際には、無という舞台の上で「私」という役柄を演じ続けているマリオネットにすぎない。
鬱病の示唆するもの→感情的意味付けのシステムが崩壊するとき、日常を覆っていた作為的な意味が剥離し、人生の根源的かつ基底的な無意味性が露呈する。したがって鬱病は、単なる病理現象というよりは、私たちの実存が依って立つ、不安定で空虚な土台をむき出しにする、一つの過酷な啓示の契機なのである。

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