大好きな文章系ｺﾋﾟﾍﾟを貼るｽﾚ３ - 1174359969

275：げっかびじん：2007/06/08(金) 20:15:34: 僕の友達に人形を集めるのが趣味の男がいます。ついこの間　僕　
彼が羨ましがるような人形を手に入れたので　彼に自慢しようと
彼の家に遊びに行ったのです。
彼に　「君の欲しがるような人形を手に入れたよ　どうだ　
羨ましいだろう」と自慢したのですが　彼はちっとも羨ましがる様子を
見せません　それどころか　優越感たっぷりにフフンと鼻で笑うのです。
「なあに　別に羨ましくなんてないよ　君が具合のいい人形を手に入れた
こと　素直におめでとうと云いたい　時に　君にちょっと見せたいモノが
あるのだけれど」
と　彼はニヤニヤしながら僕を彼の別室に案内してくれ　部屋の真ん中　
黒い布で覆われた何かが置かれていて　彼は黒い布で覆われたそれのまわりを
グルグルまわって歩きながら　僕に云いました。

「君は多分知らないと思うけれど　ほら　広場とかによくある小便小僧　
アレには実は　対の像があるんだよ」彼がその黒い布をスルスル除けると　
年の頃１０歳くらいの女の子の人形がうずくまっていて　下半身もあらわ　
顔に浮かべる羞恥の表情も真に迫った　生きてるみたいな少女人形です。
「最初　小便小僧の対として　小便少女の像が造られ　小便小僧と一緒に
広場などに設置されていた　けれども　小便少女の方だけ盗まれたり　
小便少女の排尿部分に直接口をつけて水をごくごく飲んでいた不審者が警官に
よって職務質問されたりなどと云ったことがたびたびあって　猥褻であるとか
そんな理由で　小便少女は公共の場から撤去され　人の目には触れなくなってしまった。
けれども　人の目に触れなくなってしまったと云っても表向きだけで　
実は僕らのような好事家によって密かに特別注文された小便少女は　愛玩され　
ながらえてきたのだ。最初は味気ない陶器製だった小便少女も　どうだ　
その筋の好事家の特別注文に応じた名工の手によって　まるで生きてるみたいだろう　
この小便少女人形は明治時代　ある貴族がドイツのクンストラーに特別注文して造られたという逸品だ　
これにはちょっとした仕掛けがしてあって　ほらここをこうすると　ティーサーバーになる　
さっきレモンティーを仕込んで置いたんだ　ヒャッホウ！！」
彼は奇声をあげると　少女人形のアラワな排尿部分に口をつけ　
チュウチュウと音をたててレモンティーを飲みはじめました。

口端から黄色い雫を垂らしながら　一心不乱にレモンティーを飲む彼をみて
氏んでしまえばいい　と僕は思ったけれども　実のところ彼の人形が羨ましくて　
そう思ったら彼に自慢しようとしてた　両足の叩き折られた人形が　なんだかみすぼらしく
思えてきて　一心不乱に少女人形の下半身に執着する彼をその場に残して家に帰ると　
僕の人形が「助けて！」って云うのに耳を貸さずに　五体をバラバラにして捨てた。