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自殺ニュース

54管理人:2011/06/20(月) 11:05:52
海自いじめ自殺訴訟 国に責任、賠償命じる
2011.1.26 14:30

 海上自衛隊横須賀基地所属の護衛艦「たちかぜ」に勤務していた1等海士=当時(21)=が平成16年10月に自殺したのは「先輩隊員のいじめが原因」として、遺族が国と先輩の元2等海曹(40)=暴行罪などで有罪判決、懲戒免職=に計約1億3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、横浜地裁であった。水野邦夫裁判長は、国と元2曹に、計約440万円の支払いを命じた。

 判決は、1等海士が自殺したのは元2曹の暴行などの日常的ないじめが原因と判断。いじめを認識していた上司らが適切な指導や処分を行わなかったとして、国の安全配慮義務違反があったことも認めた。

 自衛官の自殺を巡り、自衛隊の責任を指摘したのは海自佐世保基地(長崎)の護衛艦「さわぎり」の隊員=当時(21)=が自殺し、両親が国に慰謝料支払いなどを求めた訴訟で20年8月、福岡高裁が「上司の侮辱的な言動が原因」と認定した判決以来、2例目。

 訴状によると、元2曹が16年1月から、たちかぜ艦内で1等海士にエアガンで暴行を加えるなどのいじめを続ける一方、上司はいじめを把握しながら適切な処置をせずに放置。1等海士が同10月に、元2曹への恨みをつづった遺書を残して、東京都内の駅ホームから通過電車に飛び込み自殺したとしている。

 裁判では、「いじめと自殺の因果関係」と、「国の安全配慮義務違反」について双方の主張が対立した。

 原告側は、「自殺の原因は、(元2曹の)継続的な加害行為と、幹部らの無責任な対応にある」と主張。一方、被告の国はたちかぜ艦内で暴行があったことは認めたが「原告が遊興費などで作った約200万円の借金が原因である」と反論した。また、「上司らは(元2曹の)違反行為を把握できなかった」と、安全配慮義務違反には当たらないとした。

 被告の元2曹は暴行の行為を認めながらも、「原告は借金に苦しんでいた」として、自殺との因果関係を否定した。

 元2曹は、別の後輩隊員への暴行と恐喝の罪で17年1月に有罪判決を受け、確定した。


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