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自殺ニュース
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管理人
:2015/06/08(月) 08:31:47 ID:UOaoxcYA0
20年ぶり自殺率ワースト返上「努力報われた」
2015年06月06日 13時46分Yomiuri
厚生労働省が5日に発表した2014年の人口動態統計(概数)で、秋田県の自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)は前年比0・5ポイント減の26・0で、3年連続で300人を下回り、20年ぶりに全国ワーストを返上した。
最下位は26・6で岩手県だった。ただ、今年1〜4月の秋田県内での自殺者数は昨年同期を上回っており、県は増加を警戒している。一方、出生率(人口1000人当たりの出生数)は全国平均を2・2ポイント下回る5・8で、20年連続ワーストだった。
14年の県内自殺者は269人で、前年から8人減った。県は「民間と行政が連携し、一人ひとりに寄り添う活動が網の目のように張り巡らされたことが奏功した」とみている。具体的には、民間団体による戸別訪問や相談事業、市町村が中心となって地域で見守り活動や傾聴ボランティアをする「メンタルヘルスサポーター」を約4000人養成したことなどを挙げた。
一方、出生数は前年比179人減の5998人で、出生率も同0・1ポイント減の5・8。1人の女性が一生に産む子供の推計値を示す合計特殊出生率も同0・01ポイント減り、1・34だった。これに対し、死亡者数は同269人増の1万5093人。死亡率(人口1000人当たりの死亡者数)は同0・4ポイント増の14・6で、3年連続で全国で最も高かった。
出生数から死亡者数を引いた自然増減数はマイナス9095人で、前年比448人拡大した。人口1000人当たりの自然増減率もマイナス8・8に広がり、3年連続で最悪だった。
死因別では、がん死亡率(人口10万人当たりのがんの死亡者数)が前年比14・5ポイント増の407・3(全国平均293・3)で、18年連続でワーストだった。
◇
20年ぶりの自殺率ワースト脱却を受け、佐竹知事は「民間の方々の努力が報われた。県民運動として盛り上がれば、結果が出るというモデルだ」と述べた。
自殺者対策に取り組むNPO法人・蜘蛛の糸の佐藤久男理事長は「これほど自殺者が減るとは思わなかった。難しくても、各方面で連携してやれば成果が出ると証明した」と話した。
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