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のこのお部屋。第78回。

152名無しさん♪:2008/11/09(日) 02:30:56
夕貴ちゃん視点の百合ストーリーです。
読む時間ないだろうから夕貴×のこラジオでやってくれたらいいな。
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今日は、のことのデートの日だ。
家の門の前でのこを迎える。

夕貴「いらっしゃい、のこ」
のこ「おじゃましまーすっ!!」

のこが嬉しそうに飛び跳ねながら、家の庭を見回す。

のこ「・・・相変わらず夕貴ちゃんのおうちは広いねー。」
夕貴「そうかしら?広すぎるってのも考え物だけどね。」

庭の風景はキライではないけど、この広さに
歩くのがわずらわしくなったことも何度かある。

のこ「・・・・・・」
夕貴「・・・・・・」

・・・変な間が空いた。
会うのが久しぶりだからか、ちょっとだけ
彼女との空気の保ち方を忘れてしまった。

夕貴「立ち話もなんだから、中に入りましょ。」
のこ「あ、うん。そうだねっ。」

私は先導して歩き出す。

のこ「・・・ね、夕貴ちゃん」
夕貴「? なに、の・・」

こ、と言う前に、
のこの顔が目の前にあって、
ちゅ、と。
軽く、口づけられる。

夕貴「・・・ぁ、え?」
のこ「驚いた?」

えーっと、その・・・あれはのこの唇の感触、よね?
キス・・・されたの?

夕貴「な、な、いきなり何やってんのよーっっ!!」
のこ「えへへー、ちょっと夕貴ちゃん驚かそうと思って」
夕貴「だからって、やり方ってもんがあるでしょーっ!!」

大声で怒鳴ってしまった。
・・・けれど別に本気で怒ってないことがわかるんだろう、
のこは楽しそうな笑顔のままだ。
・・・うう。腹立たしい、というよりは悔しい。
いきなりこんなことされたら、どんな顔を向けていいか分からない。

夕貴「い、行くわよっ!」

私は早歩きで家へ向かうしかなかった。

のこ「あ、待ってよ、夕貴ちゃーん!」

・・・まったく。のこには、いつもペースを狂わされる。
そういえば、あのときもそうだったなぁ。

〜続く〜


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