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チラシの裏 4枚目
486
:
名無しさん
:2014/04/20(日) 23:55:02 ID:v11f5OEwO
当時パートナーたる少女を失ったばかりのナハトはさ迷う内にあの惨劇の跡地に居ました
血の痕跡も死体の山もすっかりなくなったそこは、それでも大勢の断末魔で溢れかえっていました
胸に穴があいたような心地だった彼はその空白を埋めるように自分の一部を核として嘆きを集める事でダークマターを作り出しました
それがゼーレです
結果的に言えば、ナハトの喪失感は埋まることはありませんでしたが、生み出された幼いダークマターは彼を父として、彼のそばで育っていきました
成長したゼーレは今目付役としてヲ級と行動し、自由人な彼女に振り回される日々を送っています
騒がしい日々を過ごす息子達の姿を夜は静かに見守る
最後のアサギクローンはちくはぐな存在です
王子と王女のクローンが融合して生まれた存在が一人のアサギクローンを寄り代としているため、彼女の中は非常に複雑です
主人たる少年に忠義を誓う事、自分が生まれる原因となった青年を憎悪する事、全てが紛い物だと知り、自死に至ろうとした事、全てが同時に存在し、彼女はいつ崩れてもおかしくありませんでした
様々な出来事の後、全てが崩れ去った少女に残ったのは「主人たる少年と共にある事」でした
機械の腕を持った白薔薇は今も少年と共に生きている
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