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チラシの裏 4枚目
430
:
俺的アレンジの入ったロックマン1 第13話 2/2
:2012/06/01(金) 00:11:07 ID:.bheLsxE0
アイスマン相手にまさか押し負けたというのか…
「…!」
空中から見えるはアイスマンの体。
ハイパーボムの煙が振り払われた…アイスマンが体を高速回転したのだ。
回転したのは何故かというと…エネルギーを集中させる一種の予備動作。
「はっ!!」
「!?」
ロックマンの胸部めがけ青い針が降ってきた。 この青さ、そして巨大さ…
アイスマンに与えられた特殊能力の応用のようだった。これほどの力が彼に備わっていたとは。
「う…はぁぁぁああ!!!」
ここで死ぬわけにはいかない。先端を刺さらないようしっかりと握り…
「であああああああ!!」
落下にあわせスーパーアームでツララを床に叩きつけ破壊する。
「はぁ、…はぁ…ぐ…はぁ」
息があがる。
…おかしい。何でだろう?どうして自分はそんなに追い詰められているのだろう。慢心…?いや。
破壊力の極めて低いアイススラッシャーである以上、今までに喰らった攻撃はそんなに致命的なものではないのに。
……その前提が間違っているのだろうか?
「てぇぇぇい!!」
アイススラッシャーの壁が再び迫ってくる。
「ローリングカッター!」
アイスマンの発射方向に沿うようにローリングカッターを放つ。
セラミカルチタンの刃は難なくアイススラッシャーを切り裂いた。
もっとも、それが出来てもアイスマンのボディには大したダメージは望めないのだが。
どうやらアイススラッシャーが特別強化されているわけではないようだ。
だとすれば…。
「…」
ガクッ…と、一瞬力が抜けた。
予想以上の疲労…もう相手を調べている時間はなさそうだ。
「ライト博士、このボディは低温に弱いんですか?」
「その戦闘用ボディは様々な攻撃に安定した防御力を持つよう設計しておるから
そのような筈はないんじゃが…どこかで歪が生じていたのかもしれん」
その戦闘用ボディ。 …つまりは、ロックの時代から引き継がれた部分に関してはそうとも限らないということだろう。
…何かがあるとすればそれはエレキマンに攻撃されたことだろうか。
アイススラッシャーの破壊力の低さに、ロックマンは慢心していたのかもしれない。
…如何なる攻撃であろうと、当たらないように心がければ同じであるはずなのに。
「後一発でも当たれば僕の体はもう持たないかもしれません…」
「すまない…」
「いくぞアイスマン!!」
「はぁああああああああああああああああああ!!」
アイスマンが冷気をまとい、エネルギーを集中させ始めた…その氷の鎧にバスターが弾かれる。
冷気が視界を曇らせる中、ロックマンは真っ直ぐに突進する。
「凍るです!」
その力を振り絞り、ロックマンの頭上めがけて巨大なツララを落とし始めた。
読み通り。アイスマンは完全に破壊するための行動に出たのだ。
ロックマンは飛び上がりツララに乗り…
それを足場に再び飛び上がった。
「わぁっ!」
アイススラッシャーの発生を防ぎつつ、アイスマンへ集中攻撃する方法。
ロックマンはアイスマンの足元へと降り…
「う”!!」
両腕でアイスマンの首元をがっしりと掴んだ。
「ぐぁ…!」
纏った冷気がボディを傷つける。
そのまま体勢を低くし、アイスマンの足を踏みつけ
「あああ…」
アイススラッシャーの発射口は口。顎を強制的に上に向けながら
右腕で…
「はぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!」
アイスマンの腹めがけて目一杯バスターをたたき付けた。
右腕から放たれる黄色い光はアイスマンの腹部をめり込ませ…
突き破った。
「…………」
目を見開いたまま
ぱくぱくと口を開け閉じしながら倒れたアイスマンの…
「…アイスマン」
その目から光がなくなるその瞬間を、ロックマンはただただ、見下ろしていた。
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