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チラシの裏 4枚目

429俺的アレンジの入ったロックマン1 第13話 1/2:2012/06/01(金) 00:10:17 ID:.bheLsxE0
アイスマンの足元にバスターを一発。

「アイスマン、君を破壊しに来たよ さぁ、諦めるんだ!」
臆病なアイスマンのことだ。
それで止まってくれる…そう思いながらも。

「ロック兄さん…」
「君の力じゃ勝ち目はない」
その言葉にアイスマンは一発で答えを出した。
「さぁ! …」
一瞬、反応が遅れた。
言い切る前に、痛みの声を上げる前に…目にも止まらぬ速さで何かがロックマンの腕を掠めたのだ。
「…!?」

見ると鋭く、肩から二の腕にかけてさっくりと斬られていた。にも関わらずまるで…痛みが無い。
「………」

そしてバスターの動きが著しく低下した。
…もうロックマンは自らの身に起こったことを理解した。これは…
凍っている。自分の体が…一瞬にして。

「…」
かすめただけで斬り、凍らせる鋭い刃、アイススラッシャー。
痛覚回路が一瞬にして麻痺してしまった。
「アイスマン…」
「兄さんはすでに凍らせる予定なのであります!」

話はそこまでだった。
アイスマンは首を横に振り、アイススラッシャーを口から吹き始めた。
その動作を見てロックマンは凍りついた腕を片腕で支えながら飛んだ。

「はぁぁ!!」
アイススラッシャーを飛び越え走りながらバスター。
「負けないであります!」
続けてアイススラッシャー。
今度は飛び上がりながら吹くことで氷の壁を生成してきた。

「う!!」
真横に避けるが…
「ふぅぅ!!」
アイスマンはそのまま口を下へと流し、落下と同時にアイススラッシャーを吐き出してきた。


地面を蹴り後ろへ跳びながら避けようとするが…

「…う!」
声が出ない。
アイススラッシャーが腹部を思い切り切り裂き、ロックマンは氷付けのシャッターへと磔にされた。

「ぐ!」
次の瞬間には壁から自分の体を引き剥がすが…
だが…その一瞬が命取りだった。


「わ…!?」
危機が迫って初めて解るごく僅かな時間の知覚だろうか。
情けの無い声をあげた彼の目の前には…既に氷の針山が向かってきていた。


「…」
串刺しになってたまるものか。
アイスマンの形成した針の壁を避けるため大きく大きく避ける。
「うぁぁぁぁ!!」
緑色のボディに変化したロックマンはバスターからハイパーボムを取り出し…投げつける。

投げた瞬間にハイパーボムは氷の壁に激突…大爆発を起こした。
「ああああああああああああ!!」
爆風の中をバスターを構えて突き進む。壁が向かってくる先に…アイスマンに向かって。


「あたあぁっ!!」
煙の中で、気の抜けたような声が聞こえ…アイスマンが後方へ弾け飛んだ。
「ああああああああ!!」
そのままバスターをアイスマンめがけて連射する。
しかし。

「…!」
ガチリ。バスターが何かに当たって止まった。
銃口が何かに挟まれる感覚。
「う!」


…アイスマンの歯だった。
アイスマンはバスターをそのまま自分の口で押さえ込み…
「わぁああああああああああああああ!!」


ロックマンを勢いよく天井へ打ち上げた。


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