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チラシの裏 4枚目

383俺的アレンジの入ったロックマン1 第11話 1/4:2011/08/18(木) 01:55:25 ID:b/nhH3yU0

ひとまず爆弾倉庫での戦いを終えたロックマンはその場を探索しようと下階への扉へ…
近づこうとしたその時。

「待つんじゃロック。」
「博士。」


ライト博士から声がかかる。
「その場所はオイルマンとタイムマンに任せておくことにする
 お前は他のロボットがいる場所へ潜入するのじゃ」

そう、ロボット達はすでに動いていた。
「残りは3人ですね 場所は判明しているんですか?」


「…いや、2人は判明しているが1人はわからないのじゃ…
 じゃから、まずは判明しているロボットの元へ向かってもらうことになる」

コントロールパネルを操作する音が聞こえ始める。
「…座標は入力した。続けざまの戦いとなるが準備はいいかね?」
「はい!」

爆弾倉庫から、青い一筋の光が立ち上がっていった。




…そして到着。
ピキリという音を立て、引き締まった空気を切りながら。

「……?」
温度センサーが異常を示している。
そして、地面は不安定…完全に凍りついている。
「ここは…」



氷の付着したシャーベット状の地面はよく見ると砂…
そこは砂浜だった。
遠くに目をやると椰子の木も、プールも見え…
上に目をやると天井はガラス張りになっている。

「最上階がプールになっているタワーのようじゃ。
 タワー全体が凍らされているとの報告を受けたのだが…
 実際に見てみると酷いものじゃな」

海は開発され尽くし、泳げる環境にある海も減っていた。
そして海水や日光の影響を気にする人間は増加傾向にある…
そこで、近年はこうして環境の整えられた屋内プールが人気を集めていたのだ。

そして凍らせた、となればこれはアイスマンの仕業であろう。
恐らくは空調システムに冷気を送り込み、タワー全体に循環させているのだろう。

「ここには最新の設備とともに、それを制御する高性能なコンピュータも存在する…
 それは恐らくは敵の目的と無関係ではなかろう。
 まずは下の階にある空調制御室へと急ぐのじゃ!」



ロックマンは走り出した。
そしてまず目についたのはDrワイリーからアイスマンに与えられたのだろう1種のロボットの集団だった。
緑色をした、歪な人型のボディ。

「あれは…」
「警備ロボット、『クレイジーレイジー』じゃな…面倒な敵じゃ
 気づかれる前に必ず頭を狙って破壊するんじゃぞ!」

首がなく、胴に横長の頭が直接くっつき、その横から太く長い手が生えているのが解る。
そして頭と胴の間に切れ目… 恐らくこれは分離する。


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