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チラシの裏 4枚目

382俺的アレンジの入ったロックマン1 第10話 2/2:2011/07/03(日) 01:35:16 ID:upDMuTm60
…ロックマンは思い切り逃げるしかない。部屋の端まで。
「…!!!」
相討ち覚悟で爆弾めがけバスターを連射する。
だが…
「効かない…!!」

爆弾はロックマンの目の前で爆発した。
「わぁああああああ!!」

その高い温度すら感じないほどの、激しい痛みと衝撃がロックマンを襲う。



そして視界の煙からは追撃の爆弾が次々と。

「…うっ!!」
全神経を腕へ集中させ、爆弾を一つ一つ撃ち落とす。



「らぁあ!!」
着地したところにボンバーマンが頭を踏みつけてきた。
「ぐっ!」
その高いジャンプ力を以って、である。



「どうしたどうしたぁ!?」
跳ね起きたロックマンの顔面めがけ爆弾を投げ続ける。
なるほど、一度食らわせたが最後、相手が死ぬまで自分のペースで攻撃を続けられるというわけか。

「…はぁ、…はぁ」
だが何より体を動かさねば。爆弾を次々と破壊していく。



「やるじゃねえか!」
そしてボンバーマンは間髪入れずに巨大爆弾を用意する。
「ま、待っ…」
今度はバウンド性能無し。直接放り投げてきた。

「わあああああああああ!!!」
大爆発…

体が壁に深く突き刺さる。


「さぁ、次で最後だぁぁ!」
そしてボンバーマンは続けざまに巨大爆弾を用意する。


「…ぅ…く!!」

バスターでこの爆弾を攻撃することは出来ない…
だが導火線は動いている…爆弾を起爆することは出来る。

それならば。
「ぅ…」
腕を手で支える。
「う…」
腕を持ち上げる。
「う」
力を溜める、そして…

「うあぁぁぁぁぁぁ!!!」
導火線の僅かな根元めがけ、ロックマンはバスターを放った。
そして…。




「……………」
そして爆弾はボンバーマンの頭上にて大爆発…
ボンバーマンは肩から上を失った。


「……………」
重厚なボディが床に倒れる音。

「はぁ、…はぁ」
ひとまずボンバーマンとの勝負は終わりを告げた。

未だに慣れぬ、弟の死。繰り返す回数はもう、解っている…あと3回なのだ。
ロックマンは腕にボンバーマンのハイパーボムチップを挿入し、その場を後にした。


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