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チラシの裏 4枚目

381俺的アレンジの入ったロックマン1 第10話 1/2:2011/07/03(日) 01:34:19 ID:upDMuTm60
もう言葉の通じない相手であることは互いに解っている。
兄弟の情が僅かに残っているとすれば、背後に立ちながら奇襲をしなかったということのみ…

戦いは即座に始まった。
「食らいやがれ!!」
ボンバーマンは爆弾を勢いよく放り投げる。


「!!」
爆風がどこまで及ぶかわからない… バスターを連射しながら後退する。
「おっとぉ!」
ボンバーマンが勢いよく飛び上がる。
パワー値10rp、アーマー値5rp、スピード値8rp。
ボンバーマンのジャンプ力は本当に凄まじい。これだけならばエレキマンすらも上回る。

天井を大きく跳び、こちらへ…部屋の端へと向かってきた。
素早く部屋の中央へ移動し軽々と回避。

「ちょこまかとぉ…!」
そう。ジャンプ力ばかり高くても、空中で無防備であることに変わりはない。
着地の瞬間を狙い撃ち込めば勝機はあるのだ。

放られたハイパーボムの破壊力もさほどではない…
戦闘用に調整されているのだろう。
「ふんっ…!」
バスターに反応し跳び上がるボンバーマンの胸部に一発、着地したところを一発。
距離をとってまた一発。


テンポよくボンバーマンにダメージを与えていく…が。
「なら、仕方ねぇか」
ボンバーマンが両手に爆弾を持ち始めた。
そしてその両腕をクロスさせる。
「ちっと本気出させてもらうぜぇ!」
そして爆弾を地面に向けて強く叩きつける。

すると爆弾は地面に強烈にバウンドし部屋中を駆け巡る。
「わ!?」
バウンド式の爆弾。
爆発位置もきっちり計算してあるに違いない…



…計算してある?
「そうか」

一瞬の間をおいてロックマンは理解した。
「おわぁ!?」
ロックマンは爆弾の間を縫い、走り零距離でバスターを発射しボンバーマンを突き飛ばす。
「ここにいれば爆弾には当たらない…!」

「けっ…」
手に爆弾をセット、弾み続ける爆弾へとぶつけ誘爆発を起こさせ、体勢を立て直す。
「一発くれぇは騙されてくれると思ったんだがな…!!」


「なら仕方ねぇ、とっておきを出してやるぜ!」
両の掌をばちんと合わせる。

「んっはぁぁあ!!!」
そして手を開き、頭の上へ…すると
「てやんでぃ!」
そこから巨大な爆弾が。


「…!」
ロックマンも思わずたじろぐ。
「泣きべそかくなよぉ!?」
そしてそれを思い切り放り投げた。

「わ、わぁぁぁ!?」
それもバウンドしてきた。


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