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チラシの裏 4枚目
372
:
俺的アレンジの入ったロックマン1 第8話 2/4
:2011/06/03(金) 02:06:18 ID:6ZDM2gPg0
「…パワー値15rp、アーマー値9rp、スピード値2rp… …速さで勝つしか…!」
飛び上がったガッツマンのボディ目掛けロックバスターを連射する。
「ぐぉおお…!!」
痛みを怒りへ変え、ガッツマンが力いっぱいに地を踏みしめる。
「わぁあ!?」
ガッツマンの着地の衝撃でロックマンがバランスを崩す。
圧倒的なパワーだ…。
「おおおおおおおお!!!」
ガッツマンがロックマンの足を目掛けパンチを繰り出す。
「うっ!!」
一瞬で体勢を立て直し、跳び退きバスター。
「逃げるんかぁ…!? 逃げるんかぁぁ!」
ガッツマンが大きく跳び上がり、坑道全体を揺らす。
「!!」
またもバランスを崩す。
ガッツマンの頭上へ落下してくるは巨大な岩…
「ぬう…」
それを両手でガッシリと掴み、
「おらあああああああああ!!」
前方へ投げ、拳で砕く。
大きな岩は砕け散り、加速した小さな岩となってロックマンの全身へと突き刺さる。
「うぁぁぁあ!!!」
「あぁあ!?」
叫び声が気に障った。
そのままガッツマンは走り寄り、ロックマンの胴を軽々掴み、
「なぁにを…」
飛び上がり地面へと叩きつけ
「情けない声を出しとるんじゃ…」
それを脚で力いっぱい踏みつけた。
「冷血めが!」
…オイルが腹からこぼれ出る。
「がっ、ごぼっ…」
「…何を苦しんでおる あぁん…?」
その憎憎しい戦闘用ロボットの顔面を力いっぱい殴りつける。
一発、二発、三発、四発、五発、六発。
それは地面に穴が開くほど…坑道に大量の岩が降り注ぐほど。
ガッツマンにとって、カットマンは小憎たらしい弟だった。
自分より弱いアイスマンには強気になり、自分より強い彼らには弱気になり媚びへつらう。
そんな態度が大嫌いだった。殴り飛ばしたこともあった。
だが…苦労していることも知っていた。
ロックのような家庭用ロボットとしての顔もなければ、
作業用ロボットとしては自分達に能力で劣るコンプレックスの塊。
…だからこそ、生き苦しい中あいつは必死に生きていた。
そんなカットマンをロックは一番、弟として可愛がってやっていた。それを…それを。
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