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チラシの裏 4枚目
366
:
俺的アレンジの入ったロックマン1 第6話 後
:2011/05/30(月) 01:01:41 ID:LZQvDwl60
幸いながら、民間人はロボットの襲撃により避難したまま。
これならば…
「けど時間がないらしいの 早く解決しないと…」
「うん…」
体の調子を確かめ、ロックマンはまっすぐ転送装置へ向かい…
ライト博士に確認を取る。
「次は都市部ですね」
「…いや、違うんじゃ 敵のロボットが5体乗った輸送機のことだが
どうやら途中で1体、下ろされたらしい。」
地図を見てみると確かに高エネルギー反応が一つ離れた場所にあるのがわかる。
「輸送機は都市部の上空で停滞したまま…
…理由は解らんが、下ろされた1体の元へ行ってみた方がよさそうだ」
つまり、この転送装置の目的地座標は下ろされた1体のいる区域。
「解りました。行ってみます」
光に包まれ、ロックマンは光の柱となって空高く放たれていった。
「…ここは」
たどり着いた場所は木々の生えぬ山岳地帯。
大量の岩山が連なる地形となっていて、作業用の設備が至る所に見られた。
「ここはガッツマンが担当していた工事現場…
大規模なロボット工場の建設に当たっていたはずじゃ」
広大な鉱山地帯に、それらから産出された、質のよい金属を用い
低コストでロボットを大量生産する工場。
これは世界ロボット連盟の中核となる、世界に名だたるロボット開発最大手企業
トレブラ社からの依頼だった。
「…残念です」
「ワシらの信頼に関わることだが…そんなことを言っている場合ではない
ここにいるのは恐らくガッツマンじゃろう 急ぐのじゃ!」
「はい!!」
世界ロボット連盟と言うのは、世界中がロボット開発競争の進む現代において
ロボットに関する研究、開発、生産、社会貢献を国境を越え推奨する国際組織である。
トレブラ社、X財団両組織の総帥として知られるミスターXを会長とし、
宇宙開発で知られるロシアのコサック博士を初めとした名だたる科学者達が幹部として名を揃えており
ライト博士もまたこの一員である。
「ワイリー博士は確か…」
「連盟は互いに研究情報を共有することもある組織でな
自らの研究情報を流出させるなど、と反対しておったよ。
アイツらしいと言えばらしいのだが……」
ガッツマンは確かに、世界のため、平和のために働いていた一体だった。
ミスターXからの依頼によるこの工場を建設することで名を轟かせ、
世界から注目されるはずのロボットであったのに。
ロックマンは、進み始めた。
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