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チラシの裏 4枚目
362
:
俺的アレンジの入ったロックマン1 第5話 終
:2011/05/22(日) 02:09:20 ID:tXoyw/9A0
ギャリリリリリリリリリリリリリリリ…!!!
大きく開かれたローリングカッターは地面を疾走。
激しい火花を散らしながら地面を駆ける。
「…」
なんとかバスターは庇う。
ロックマンの左半身が一気に切り裂かれ…
ローリングカッターは壁を勢いよく駆け上がる。
そして落下するのだ。
ここでロックマンは考えた。自分は何故先ほど死ななかったのかを。
頭を切り裂かれていたのに。
…感覚で解る。浅かったのだ。当たったのはローリングカッターの先端部。
天井に激突した際、反動でローリングカッターは壁から少し離れた位置に落下しているのだ。
それは恐らく…人一人が壁際に立っていれば避けられるくらい。
「……カットマン」
こちらの残りの体力は少ない。
…カットマンには手痛い攻撃になるかもしれないが。
壁際に立ち、ローリングカッターの落下を待つ。
そして落下したローリングカッターがカットマンに戻る時に。
「…ああああああ!!!」
バスターをローリングカッターに撃ち込んだ。
これでもう、エネルギーは尽きることだろう。
「あ…!!」
ローリングカッターが…加速した。
バスターを受けて床から離れ、猛加速して…
カットマンの体に刺さった。
「う…!!!」
カットマンの体はローリングカッターごと壁に突き刺さる。
「…アニキ」
一瞬名前を呼ぶ。
…戦いはこれで終わった。
「アニキは…」
だが。
「アニキはそんなことしない…!!!」
ローリングカッターごと自分の体をカットマンは引き抜いた。
「カットマン…!?」
「こんなのもうアニキじゃない!」
カットマンは一直線にロックマンに走ってきた。
オイルが滴る体で。
「カットマン!!やめてくれ、お願いだ!!」
「アニキはオイラが止める!!」
「カットマン!!カットマン!!」
彼は何度も呼び続ける。カットマンはロックマンを戻すため走り続ける。
そして………
ロックマンは、ロックバスターとなった腕でカットマンの顔面を殴りつけ…
…残っていた全エネルギーをその顔面に放ったのだ。
「…あ…ああああ…あああああああ…!!!」
大破した体。後に残ったのはカットマンの腕のみ。
恐らくその中には彼の武器が残っていることだろう。
…だがそんなことはどうでもいいことだった。
殺したのだ。
彼が殺したのだ。
ロックマンは弟を殺したのだ。
カットマンを…
殺したのだ。
もう弟は元に戻らない。ただ電熱を発するだけ。
彼はただただその場に…倒れこむことしか出来なかった。
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