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チラシの裏 4枚目

352俺的アレンジの入ったロックマン1 3話 後:2011/05/14(土) 00:06:34 ID:TexB3Bkg0
「メトー!」
腕を持ち上げ、必要最低限のエネルギーを溜め、相手に一瞬で照準を合わせ、撃っていた。
そして、メットールの体はたちまちバスターの光を受け…

爆炎へと変わっていた。

「……… …!?」
「やったじゃないか、ロックマン!」
無意識のうちの行動。…一歩間違えていたら何が起こっていたことだろう。
…ロボットらしからぬ行動。
「は、はい…」

だが、気づいたことはある。
それは二つ。

一つは彼が力みすぎていたこと。片手で支えて集中しては相手も警戒する。
実行に移すことは難しいかもしれない。
だがこの技術を用いることなくして戦いはなしえない。
正確に。必要なだけの力で。


…もう一つは、彼がロボットを破壊したということだった。

さっきまで動いていた、命を持っていたメットールが今…
顔に穴を開け、内部機械を爆発させ二度と帰らぬ鉄くずになった。
ショートによる電熱、煙…それがそれが命だったことの最後の証であろう。
熱を持ち、体に仕組みを持ち、動いていたことの。

…ロックマンは目を背けずにはいられなかった。
その事実から…。

だが………
「!!」
彼には見えていなかった。

3体のメットールがそこにいた。
一体どうやって?動けないはずのメットールが。

「!!」
「上を見るんじゃ!!」
よく見ると上から落ちてきている。空には…

プロペラ音。
「あ、あれは!!」

低空飛行する小型輸送機だった。
そこからメットールが落下してきているのだ。

想像以上の強度をあのメットは持っているらしい。

「メトッ」
「メトメト」
「メットッ」

弾丸がいっせいに放たれる。


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