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チラシの裏 4枚目
348
:
俺的アレンジの入ったロックマン1 2話 中
:2011/05/06(金) 01:57:20 ID:saN/b71.0
体勢を整える。
右手を挙げ、念じる… 手が光と共に腕の中に引っ込み、
変わりに腕の先端に発射口が現れる。
ロックバスターだ。
「…」
ロールは念のため、下がる。
「はっ…!」
力む。
すると、腕に光が集まり…
腕の中から発射口に黄色い球状の熱球が生成され
放たれた。
「わああああああ!?」
爆発音と共に、
情けのない声があがる。
発射の反動で体がバランスを崩し、ロックマンは尻餅をついたのだ。
「!」
そして爆発音のあった先。
そこは…研究所の窓の淵。 的には全くかすってもいなかった。
「………」
へたり込み、情けない声をあげ、研究所の壁を焦がしたに過ぎない自分。
情けない。
…ロックマンはそのまま、声も出なかった。
彼がもし人間だったら、涙を流し泣き喚いていることだろう。
けれど、彼はできない。…悔しくて仕方がないのに。
「これが家庭用のAIじゃ」
ライト博士が告げる。
「人間らしさを求めた結果じゃよ ロールがよく料理を焦がしていたようにな。」
ライト博士が後ろから、ロックの肩を叩く。
「…」
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