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チラシの裏 4枚目
30
:
im@s fantasy9 第二章 第三十八話 4/5
:2010/01/13(水) 03:20:55 ID:8SKCPT3I0
「ペンダントはもうこの手の中よ。
奪い返すつもり?もう苦しまずに済むのに」
「そのペンダントを持っていったら…もっと沢山の人が不幸になる…!
それはただの石じゃないよ!!」
盗賊刀を手に、美希は向かった。
「早い…!」
斧で受け止めるも、受け止めきれず。
斧を持った手ははじかれる。
「う!」
盗賊刀が尾崎の体を大きく裂く。
「…この!!」
斧で鳩尾を一撃、美希を壁際に飛ばす。
「粉々されなければ諦めないようね!!」
大きく振り上げる。
「う…」
尾崎の背中にフォークが命中。
背骨に電撃が走る。
「…はぁ、…はぁ」
やよいだった。
「う…!!」
「『タイダルフレイム』!」
地を切り裂き、炎を吹き上げる。
「くぁぁぁ!!」
視界に飛び込む、炎の花。
やよいはよろける尾崎に追撃を試みる。
「『レベル4ホーリー』!」
この洞窟で食したモンスターから覚えた青魔法だった。
しかし…
「あれ?」
発動条件が特殊なこの魔法は、どうやら尾崎には通用しなかったようだ。
「顔を洗って出直してきなさい!」
斧を振り上げ、やよいの腹を切り裂き天井へ打ち上げる。
「やめて!!」
美希は『ランブルラッシュ』で尾崎を攻撃。
「う…ぐ、う、ううう…」
連撃からの追撃、『フリーエナジー』。
「はぁぁああ…!!」
放たれた力により、岩盤を大きく削るほどに叩きつけられる尾崎。
「やってくれるわね!!」
しゅる…しゅるる…
美希を取り巻く気流が暴れ始め…
「切り裂かれなさい!」
全身を四方八方から切り刻む『エアロラ』。
「はぁぁ!!」
そして斧を投げる。
美希の首を吹き飛ばそうというのだ。
ぐるりぐるりと回転する斧…
それは美希の首の高さを保ったまま…
まっすぐに吸い込まれるように……
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