[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
チラシの裏 4枚目
223
:
im@s fantasy9 第三章 第六十話 2/3
:2010/06/07(月) 04:12:13 ID:p11sUdjg0
「…」
貴音の姿があらわになる。
「……相変わらず、厄介な技ですね」
石像から飛び降りる。
少女には真っ黒な尻尾が生えていた。
「『黒井』の手の者ですか …名は」
「『響』だ。
…貴音、これ以上の勝手は許さないぞ」
拳を構えた。
「許さない。…ほう、許されませんか」
かんらかんらと嘲う。
「誰の、どの口でそれをおっしゃっているやら」
貴音の周囲に光の球が輪になって現れる。
「貴音!!」
響を逃げ遅れたと勘違いし助けに現れた千早がそこにいた。
「これはこれは。私の手の者がご迷惑をおかけしました」
貴音は手を広げ、挨拶をする。
「その子を殺そうとしていたの?」
「あなたなら解るのではありませんか?
その子の眼は、私に怯える者とは違うと」
「…では何だと 部下にはとても見えませんが」
貴音は嘲う。
「視野の狭い将軍ですね」
その瞬間、千早が急に体勢を崩した。
「う…!!!」
体を押さえつけられるような、謎の大きな力。
「…」
響によるものだった。
「彼女は私の部下ではない …ええ、正解です
しかし敵の敵もまた敵。…その子があなたの敵でないとはどなたも申し上げてはおりませんよ」
千早を放置し話す。
「響といいましたか。あなたの目的は足止めですか?」
「…そうだ」
「では私は大人しくここで待つとしましょう 私はこの方にお話があるのです」
千早は上を向く。
「…?」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板