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チラシの裏 4枚目

221im@s fantasy9 第三章 第五十九話 3/3:2010/06/07(月) 02:09:50 ID:p11sUdjg0
「…大丈夫なのか。」
「大丈夫だとか、大丈夫じゃないとか」
真と息をそろえた攻撃で
「言っている場合じゃないでしょう!」
霧の魔獣を倒す。




「…僕は何としても守るべきものを守るんだ!」
「そうよ 私も同じ」



「絶対に生きるんだ 千早」
「そうね 私の部下達も待っていることだし」
「違う それだけじゃない」



進んでいく。いよいよ城門広場が近づいてきた。
「何?」


「僕は、この国を守りたい この国にいる人たちも、姫様も守りたいんだ」
「…」


「そして守りたいものには…千早!!君も含まれているんだからな!」
「…!?」

思わずきょとんとする千早。


「…え、ええ」
そんな間にも霧の魔獣は現れる。
「…だからこの戦いを早く終わらせて、戻ろう」

…数が多い。
「ええ…そんなに早く終わってくれたらいいのだけど!」

3体、4体、5体、6体…



「…千早 こうやって話せるのはここまでかもしれない」
戦いは激化しそうだ。


「ええ、そのようね」
背中あわせに、霧の魔獣に囲まれた中心に立つ形になる。


真の背中につくは短い髪の感触。
「だから今言ってしまったついでに言っておく」


「僕は!!」


「いえ、話さないで!その続きはまた二人で生きて会った時に!!」
駆け出した。


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