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チラシの裏 4枚目

220im@s fantasy9 第三章 第五十九話 2/3:2010/06/07(月) 02:09:04 ID:p11sUdjg0
「…ごめん」
「僕と比べたらずっと隙少ないよ
 …それより、あまり大技を出すのは控えていた方がいいかもよ」
「ええ。そうしておくわ」


気配がなくなった。通りへと移動する。



「!」
「キェェェェェェ」
左手側の家の窓を突き破り一体。
「グァァァァァゥ」
通りの手前側から一体。


「どうやら避難は進んでいるようね…」
「ああ、人の悲鳴もしないし、奴らが人を咥えている様子もない」

戦いに入る。


「『雷鳴剣』!」
「『アーマーブレイク』!!」

凄まじい勢いで距離を詰め、雷と共に鋭い一撃を放つ技と…
敵の防御を突き崩す、荒々しい一撃。


「ギァァァァァウ!!!」
「ゴォォォォォ!!」

倒して進むと、大きめの広場に出た。
ここにも霧の魔獣。

「…ふう、これだけの数となると、なかなかやるね」
「敵はまだ沢山いるのよ、大丈夫!?」
「ああ、大丈夫だ 千早は?」
そう言うと相手に向かっていくが…

「誰に聞いているつもり!?」

それを上回るスピードで千早は跳躍、
霧の魔獣の足元に眩い光を撃ち出す『ストックブレイク』を放つ。
「絶妙なコントロールだね…」
ブルメシア城を一撃の下に破壊した大技だ。

「私自身が町を破壊するわけにはいかないでしょう」




進んでいく。

「いた!!」
真が跳びかかるが…
「危ない、真っ!!」

千早の体に、霧の魔獣の針のような脚が食い込む。
見つけた一匹とは別に、真の死角からもう一匹が現れていたのだ。

「くっ」
「千早…!!」


「…はぁぁぁあ!!」
セイブザクイーンの一撃で霧の魔獣は真っ二つに。


「はぁ…」
「千早」
「『ケアルガ』…!」

不意打ちにより食らった傷を癒す。


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