したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

チラシの裏 4枚目

219im@s fantasy9 第三章 第五十九話 1/3:2010/06/07(月) 02:08:34 ID:p11sUdjg0
「さぁ行くぞ千早!!」
「ええ!」


城から、燃え盛るアレクサンドリアの町に下り剣を抜くは千早将軍と真隊長。
「もう足手まといにはなるつもりはないよ!」
「そうね…あなたは随分強くなったもの 戦いましょう!」




全ては、愛するアレクサンドリアの民のため。
街に徘徊する霧の魔獣を打ち滅ぼすべく、彼らは奔走し始めた。その手に持った己の信念…
…この刃にかけて。





「見つけた!!」
霧の魔獣に背後から跳びかかり剣を刺す。
「ギァァァァァァウ…!!」

素早く剣を引き抜き、振り向いた霧の魔獣の、沢山ある細い脚を叩き切る。
「ギォオオオオオオオオ!」
「うう!!!」

反射的に霧を口から噴射してきた。


「く…」
「真!!」
千早がケアルラをかけて回復。


「…ごめん千早!」
回復した真は渾身の力で剣を振り下ろす。


「まず一匹!」
「近くで鳴き声が聞こえるわ、追いかけましょう!」



「ギャアアアアアアアアアオ!」
屋根の上だった。


「下がって!!」
剣に力を込め…
「は!!」

ショックを放つ。
強力な圧力は霧の魔獣を内部から粉砕、霧散させた。


「…! させるか!」
千早の背後から近づいてきた個体の眼に剣を刺す。


「ギァァァァァァオ!!」
突進してきたが…
「…ぅああああああああああ!!」
「ギョォォォォォォ」
推し負けず、剣を更に深く深く押し込むと消滅していった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板