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チラシの裏 4枚目
212
:
im@s fantasy9 第二章 第五十六話 1/2
:2010/06/04(金) 00:42:18 ID:lnaxie/M0
貴音の周りに、光の球が輪になって現れた。これが彼女の武器らしい。
雪歩は拳を前に突き出す。
「ふ…」
だが貴音に届かず、阻まれる。
「はぁあああああ!!!」
美希も攻撃するが…
「!?」
指先で盗賊刀を止められ…
「!!」
赤黒いエネルギーの球に引き寄せられ…
「う…!!」
「死んでおしまいなさい」
放たれたその球と運命を共に。貴音の遥か前方に吹き飛ばされ、岩に激突。
苦しむまでもなく力尽きた。
「お前の罪は死んでも償いきれないわよ…!!」
続いて千早。
宝剣・セイブザクイーンに力を込めるが…
「下らない…」
その力は放たれる前に貴音に背後を取られ
「綺麗でしょう」
眩く輝く、光の輪に当てられ
「ァぁああああああああああああ!!!」
遥か上空へと打ち上げられた。
「この人数となると、全員をじっくり相手というわけにも行きませんね」
ビビに対しては光の輪から、純白の輪を放つ。
「うわああああああああああ!!」
真っ白な光の波動に焼かれ、青白い炎を上げてその場に倒れた。
そしてそれに続くは…
「食らいなさい」
遠隔操作による魔法攻撃だった。
真っ赤な火花により、貴音を中心とした一帯が焼け野原に変わる。
美希のフリーエナジーや、千早のショック同様、
何もない場所から突然エネルギーの爆発が生じたのだ。
貴音への攻撃のチャンスをうかがっていたものは全て…見るも無残に焼かれていった。
「ぁああああああああ!!!」
サイネリアも、
「うぉあああああああああ!!!」
真も、
「っきゃあああああ…!!」
あずさも、
「うぐ…」
やよいも、
「わあああああああああ…!!!」
亜美も、マミも…
そして、混乱の極致にあったアレクサンドリア軍も。
「殺さずに、加減するのもなかなか難儀なものです」
砂浜に立っているのは二人だけだった。
「さて…残るはあなただけですか」
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