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チラシの裏 4枚目
200
:
im@s fantasy9 第二章 第五十二話 1/3
:2010/06/03(木) 01:17:58 ID:VtqHco6Y0
一行は貴音との決戦の地、イーファの樹へ。
だがそこにアレクサンドリア軍もいるという…
決戦までの道中、ドリルはサイネリアに聞いてみる。
「…ねぇサイネリアさん」
「何ですカ?」
「…千早ちゃんや真ちゃん、あずささんとも戦ったんだよね」
「まぁ楽勝デシタよ
アタシと同格くらいには強いだろう一番腕の立つ奴は疲れきってて…
残りの二人はついで程度の強さしかない位かな」
「…殺したの?」
「そこで3人を殺すようなアタシなら、昨日ロン毛からも庇わずアンタ達をそのまま殺してた所デスね」
「…そう、か 生きてるんだ…」
「あの状態でこんな大陸のど真ん中に放置となると危険ではありマス。生きていると断定は出来マセン」
「…けどあの3人なら大丈夫だよ」
「うん、私もそう思う。…どこかで会えれば、傷を治してあげて戦力になると思うんだけど…」
「…再会もそこそこに即戦力に?道理ではあるけど、人遣いの荒い姫様デスね」
「…そ、そういうつもりは…」
「『つもり』?発言の真意がどうこうより姿勢だと思いマス
謝罪じゃなしに自分を守る言葉から… これからあの国はどうなるやら」
…場の空気が重くなる。
「…けど『これから』ってどういう意味?」
「……いーえ?別に… この戦争の後に、世間的には元凶たる女王の妹の立場となると
それなりのご覚悟が必要なんじゃないデスカ?ってね」
本当にそれだけだろうか。
話しながら、イーファの樹へたどり着く。
「霧がないからモンスターも消えてるはず…急いでいかなきゃね」
「…霧がない?この大陸は元々霧なんて…」
「霧の大陸の霧はここで作られたんだよ。けどみんなでイーファの樹の本体を倒して止めたの
もう戦争もモンスターもあの大陸じゃ起こらないと思うな」
「………霧を…止めた…!?」
サイネリアもにわかには信じられない様子。
と。
「ふふ…快晴の空に霧も最早ない、か…
いつもより一層、イーファの樹が美しく見えますね…」
美希達の視界の遥か上空に…銀色の翼が現れた。
…銀竜。
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