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チラシの裏 4枚目

187im@s fantasy9 第二章 四十九話 1/3:2010/05/31(月) 03:11:29 ID:rwkYWcGI0
イーファの樹を止め、世界の霧を晴らして戻ってきたマダイン・サリの町。
亜美の家へ戻ると、そこには…

空になった、マダイン・サリの宝箱があった。
「ない…ない!!ええっ!?あっちにもこっちにもないよー!!」



「…亜美ちゃん」
「亜美…!」
確信は勿論持てないが、予想はついていた。


道中、その宝について亜美に聞いてみたのだ。
驚くべきことが解ったのだ。



その宝は、眩い輝きを持つ宝石『追憶のイヤリング』
…それは何と、ドリル…雪歩王女の持っていた『銀のペンダント』に使われたものと同じ石だったのだ。
クリスタルだと。


アレクサンドリアの『銀のペンダント』
リンドブルムの『天竜の爪』
ブルメシアの『砂漠の星』

霧の大陸の三強国それぞれが持っていた3つの国宝は…
4つあわせると一つの形になると小鳥は言っていた。


3つでは足りない、欠けた一つがあるかもしれない。
その一つは果たしてどこにあるのか。
様々な候補が挙げられたが…まさか、こんな場所にあったとは。




「それが本当なら、それを盗んだ人はきっと…」



亜美が飛び出していく。
「待って!!」
「危ないよ!!」

それを追おうとしたその瞬間にはすでに遅かった。
「わぁぁああああああ!!」

亜美の叫び声。
もう家の手前で待ち伏せていたのだろう。




「くそっ…!!」
「亜美さんを助けよう!」


外に出るとそこには…
「皆さんお揃いのようね」


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