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チラシの裏 4枚目

184im@s fantasy9 第二章 第四十八話 2/4:2010/05/30(日) 03:32:32 ID:KzSKPJ1U0
「ウォウォゥオワヴォウェ…」
唸るような詠唱がまた始まると…

「ファイラ!!」

「うぁぁぁ!!」
炎の魔法がビビを襲う。

ハープの床は焼けない。木製でも、鉄製でもないらしい。
「ビビ!!」


相手のペースだ。
このまま乗せられては…



「切り刻まれよ」

ソウルケージが樹のような体を捻り、その捻りを反対方向に捻り返すと
身についている葉が振るわれ幹から宙に舞った。


かと思うと…
「二人とも!!」

美希はビビと亜美を抱える。

光を纏い、異常に硬質化した葉が刃となってこちらに飛んでくるではないか。
二人を抱え、しゃがみ、跳び、右へ左へ避け、時に蹴り飛ばしたりなどして対応する。
美希の素早さがあるからこそだ。


攻撃が収まったタイミングで二人を床に下ろし…
「ほっ!」

そのまま垂直に飛び上がる。
そして…
「テンペストだよ!」

盗賊刀を回転させ、ブーメランのように高速回転させ投げる。


「ォォオオオオ」
それはソウルケージの幹を斬り手元へ戻る。
「はぁ!!」
そしてそのまま縦に一斬り。




「炎を使ってくるけど変わらないよ…こいつの体は樹なの!」

防御力は異常に高い。
だが、特に特殊なものというわけではない。基本的には樹である。


「それならこれの出番ってことだね!」
亜美は杖を回転させる。


「…!」
その動作はまさか。


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