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チラシの裏 4枚目

161im@s fantasy9 第二章 第四十三話 1/2:2010/05/26(水) 04:15:12 ID:OoQkR.TY0
「クポ、ポポポー!」
「え?協力して欲しい…?いいけど…」


いつでもどこでも何度でも笛を吹けば飛んでくる
雪歩ファンのさすらいのセーブモーグリ、アイは偶然ここコンデヤ・パタにいた。
ここは未知の大陸なのだが、気にしてはいけない。

村の方角から高速飛行してきたマミはアイに助けを求める。
「強力な魔力を感じる…まさか、あなたも!?」
「クポ、ポポー!(そんなことはいいから早くしないと食べられちゃうよ!!)」
「食べられる…?」


「「!!」」


木から飛び降り、輝けるミスリルスプーンが落下…地に大きなひび割れを生じさせた。
…やよいだ。彼女達モーグリを食べるべく、彼女は現れたのだ。
「クポ!(来るよ!)」

あっけに取られている間もなく。










美希達は山道を歩き始める。
「まさかこの大陸に人間がいたなんて…」
ドリルは亜美の頭をなでながら。

「亜美以外の人間見たの、何年ぶりかなぁ…」
亜美は頭の後ろで腕を組み、暢気に歩く。



美希は用心深く山道のあちらこちらに目を配る。
「…ここってモンスターとか出ないの?」

「出るけど大したことないよ。大体はマミがやっつけてくれるし…
 マミがいなくても亜美一人で何とか出来るのが多いし」

この大陸のモンスターは霧の大陸より強い。
それこそ、自分達くらいの力がなければ到底立ち向かうことは不可能。

…一体どうやって?




と。
「たたたーんたーんたーんたったたー♪」
崖沿いを進むカーブ道には
くるりと弓を回して背中にしまうアイと…
「クポぉ…」
地に寝そべりぐったりしたマミの姿が。


「あ、マミ!」
慌てて亜美が駆け寄ると…

「クポポ…」
「え!?山ブリ虫の大群を見つけて逃げていった!?」
戦況報告。

どうやらフォークや青魔法をかわすのに必死で、
マミは大して戦力にならなかったらしい。



「…やよいちゃんはどこ行ったんだろう…」
見下ろすとそこにはジャングル。


…やよいは野生に還ったのだ。そう結論付けることにし、マミと合流し山道を進む。
「雪歩せんぱーい!頑張ってください!」




生きた化石・巨大奇怪植物オチュー、亜人の盗賊ノール族、戦士トロール族と戦いながら道を行くと
辺り一帯を見渡せる、高い…とても高い、山頂へとたどり着いた。


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