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持ち帰ったキャラで雑談 その二
550
:
浪漫
:2010/02/02(火) 15:05:15 ID:kAnVgp3EO
「……は外せないよね」
「それだったら………」
女子が二人、紙に何やら書き連ねながら、ひそひそと声を潜めながら、密談を交している。
「となると………蛙」
「烏も……………」
そんな二人を眺めながら、神奈子ははて何の話かと首を傾げた。
年頃の二人の少女の会話は化粧や異性と相場が決まっているが、先程の会話の端々に出てくる単語はそれとは無縁なものだ。
「ドリルだよ!」
「いいえ!超電磁砲です!」
だんと机を叩くとんがり帽子に早苗も負けじと声を上げ、神奈子はいよいよ意味が分からなくなった。
「たっだいまー」
そこに響く呑気な祟り神の声に二人がざわりと殺気だち、ガタンと立ち上がる。
「諏訪子様ぁ!ヒソウテンソクにはドリルつけましょう!ドリル!」
「駄目です!巨大合体ロボといったら、超電磁砲です!乙女の浪漫砲ですよ、電磁砲!」
「だから!ドリルだってそれと、いや、それ以上の浪漫が詰まってるのになんで分からない!?」
「ドリルは所詮工具!電磁砲の浪漫には負けるわ!」
「表出ろぉ!早苗ぇ!」
「紫の、わからずやぁ!」
ぎゃーぎゃーどったんばったんぴちゅーん
境内で何がなんだか分からない内に被弾した諏訪子を尻目に、空には乙女の浪漫をかけた弾幕ごっこが繰り広げられていた。
「…もう、付き合えん」
今なお何か叫ぶ二人と倒れた諏訪子に背を向け、神奈子は奥へと引っ込んでいった。
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