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持ち帰ったキャラで雑談 その二

475天空カフェで一時を:2009/03/02(月) 14:07:57
凄い場所でお茶をしない?
そんな風に早苗を誘ったのは銀髪赤目の少女で。
空と星との境を一望出来るという場所の話を聞いた時だった。
大袈裟な程の身振り手振りを交えて話す彼女に同意するよう頷き、呟いた。
―私もいつかその眺めを見てみたい。
テレビでしか見たことのない星の姿へ馳せた想い。
胸の内に渦巻く故郷への想いが早苗にそう呟かせたのだろう。
それなら、と少女が腰かけていた縁側から立ち上がり、夕陽を背に振り返る。
―今度、皆で一緒にそこに行こう。


まさしくそこは、星の世界と空との境界だった。
眼下に地球の蒼を従え、頭上には手を伸ばせば届きそうな星が輝く。
最も自身が作り出した疑似空間だと肩をすくめる絵画の魔女の隣で眼鏡の女性が
それにしたって、最高の眺めだと笑う。
隙間妖怪が何処からともなく洒落たティーカップを取り出せば、メイドが菓子と紅茶を取り出し、
二人の吸血鬼と魔女が椅子へと腰掛ける。
「ようこそ―」
演技がかった仕草で銀髪の二人が揃って早苗におじきする。
「天空カフェへ」




「という夢をみたんですよ」


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