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持ち帰ったキャラで雑談 その二

446材料:2009/01/12(月) 07:48:07
曲がりなりにもナハトは男性型ダークマターだ。
女性の裸や下着姿に欲情することはないが―蒼星石は例外―、やはり抵抗感の様な物はある。
と、大量の洗濯物を干しながら、息をつく。
紅魔館、屋上部。
長くに続いた雪が止み、貴重な日差しの降り注ぐ中、シーツやメイド服、ドロワーズが風になびく。
(咲夜め)
その光景を見ながら、館内を掃除しているメイド長を思い浮かべる。
(奴には羞恥心というものがないのか)
あるいは自分が異性と見られていないのか。
「…ん?」
館内への扉の開く音にさては噂をすれば、と振り返る。
「…精が出るわね」
と、眠たげな目をした魔女。
「珍しいな、図書館のもやしっ子がこんな所まで出て来るとは」
驚きながら、手にした本へ目を移し―
「確かめたい事があるの」
すっ、とスペルカードを構える彼女にナハトは思わず後ずさる。
「あ、いや、物凄く嫌な予感がするから、あ、後色々仕事が」
「大丈夫よ、咲夜に正式に借りてきたから」
「だから」
スペルカードが輝きを帯び、展開される。
「大人しく材料になりなさい」
「あのやろぉぉぉぉ!」


逃げるように飛び去るナハトとそれを追う様に飛び立つ魔女が去った屋上には
『ダークマターを使った錬金術レシピ』の本とドロワーズが風に揺れていた。


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