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持ち帰ったキャラで雑談 その二

389デリコート将軍の乱:2008/09/01(月) 08:17:28
そして夜が明けた。インペリアル・プライムが四天を遍く照らし、黄金の光に摩天楼が包まれる。そし
て四方からストーム・トルーパーやアーミー・トルーパーを載せたシャトルの大編隊や兵員輸送車の
姿が現れた。実質的に愚か者の将軍に反乱の失敗を思い知らせる光景である。そして追い討ちを
かけるように皇帝の玉音放送がインペリアルシティ全域に放送された。

「おはよう、善良なる帝国市民の諸君。今、諸君らの血と汗の結晶、そして諸君ら自身の安寧が愚
かなる反逆者によって攻撃されている。だが、案ずることは無い。我々の国防軍は諸君らを保護し、
反逆者を一掃する為に必要なあらゆる手段を講じている。よって君達市民が武器を取る必要は無
い。だが!諸君らは心で抵抗を行ってもらいたい!軍人は矛で!市民は心で!それぞれの持てる
もので敵のあらゆる面に対して徹底抗戦しなくてはならない!今こそ私はその旗手となって最前線
で戦おう!ここにオーダー66を発令する、軍民一体となって、我らの繁栄を邪魔する者に死の代償
を払わせるのだ!」

皇帝の熱弁と健在のアピール、そして完全なるパージが発令されたことでクーデター軍の戦意は消
沈し、投降する者や逃亡する者が次から次へと続き、崩壊した。デリコートも「最早これまで」と自決
し、最期は軍人らしい潔い死でこのお粗末な反乱劇は終焉したのである。

日が高くなった。皇帝とその家族達は戦塵を払い落とし、お互いの無事を喜びつつ、遅めの朝食に
とりかかった。帝都惑星は今日も平和と喧騒の中、回り続ける。


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