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持ち帰ったキャラで雑談 その二

332ABY10.アクシラの戦い:2008/06/05(木) 18:58:29
決戦に持ち込む…と言っても簡単な話ではない。敵はこちらの動揺を推測しているだろう。ひょっと
すれば、数週間前の事件もこの為に引き起こしたのかもしれない。それ故に、敵は決戦を避けたい
筈だ。逃げるのも彼らのお家芸である。しかし、彼らの想定するほど帝国軍は無能ではなかった。

「衛星を奪回しましょう」

ジェリルクス参謀長が言った。一見、不毛な行為に思えるが、彼の説明で将帥達は納得に達した。
彼らの戦いの動機は何か、自由と正義である。それは何が支えているか、仲間との連帯である。彼
らは仲間が危機に陥ったならば、総力で救援にかかるに違いない。若き参謀はそう考えたのだ。

「それでは衛星侵攻部隊ですが…」
「参謀長、私に発言の機会を与えてはくれないだろうか」

ピエットが彼の言葉が途切れるのを見計らって機会を求めた。彼には大提督が何を言いたいかは
分かっている。無論、それに問題は無いの座を譲る。もっとも、問題があったとしても、彼に逆らえる
筈は無いが。

「ありがとう、参謀長。その任にはアッシュ将軍を向かわせたい」

一斉に視線が緑の制服の女将軍に集まる。しかし、そのような視線など、我関せずといった風で流
し、腕組みをして悠然と構えていた。

「私がか?ふ…少し運動をしてくるかな」

大胆不敵な発言である。帝国の司令官は大抵、スター・デストロイヤーや要塞で指揮を執るものだ
が、中には自ら前線を駆けて、将兵と労苦を共にする者も居る。代表的な者にヴィアーズ大将軍や
ズィアリング大将軍、コヴェル将軍が挙げられるが、彼女もその一人であり、赤い光刃のライトセイ
バーや銀の剣を高く上げ、時には徒歩、時には馬、時にはバイクに跨り先陣を切る姿は将兵にとっ
て頼もしいものであった。

「では、ウォーカー部隊を1個大隊、歩兵部隊を1個師団任せるから、思うように暴れてもらおう」
「Yes My Lord」


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