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持ち帰ったキャラで雑談 その二

276絶望:2008/04/01(火) 10:44:09
ここはとある国。
何もかもが配給制の国だ。
今日はその国に来ていたコア姉妹たちが、
その列に並んでパンを買おうととした時の話である。
ずらりと並んでいる人の列。
それはきれいに一直線にならび、大袈裟だが地平線の彼方まで続いているような、
そんな行列だった。行列のできる法律相談所なんて目じゃない。
ラブ「まだかしらねぇ…」
クリス「ええい!私はもう我慢できん!はやく飯をよこせーっ!」
オルト「この国に来たいって言ったの水晶姉じゃん…」
デス「留守番組がうらやましい…」
そのとき、コア姉妹が騒がしすぎたのか、コートの男がやってくる。
そのコートの男はクリスのこめかみに人さし指を当てると、
なにもせずそのまま帰っていってしまった。
クリス「あ…帰ろう…日本に…」
ラブ「こ、ここまで並んで!?」
クリス「銃を買うお金もないのに食糧なんて全員分支給できるはずないじゃないか…」
そう、クリスはそのコートの男のしたことですべてを感じ取ったのだ。
ラブ「ったく、しっかりしなさいよ、次女なんでしょ?まあ我慢するからいいけど」
説教しつつもクリスを遠回しに励ます長女ラブ。
オルト「そうだね…1日2日は我慢できるし」
笑いながら、周りを明るくするオルト。
デス「珍しいミス…これはいい土産話」
あえて怒らせることで元気づけようとするデス。
その三人に支えられ、彼女らがまだ全員機械だったころの旅は終わった。
その時の旅行の記憶は今もみんなの心の奥底に刻まれている。


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