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持ち帰ったキャラで雑談 その二
263
:
手記、3
:2008/03/09(日) 22:57:56
朝食が終わると、たちまち部屋は静かになる。
15人の大所帯でこの静けさはありえない、と思うかもしれない。
けど、大所帯だからこそ、静かになることもあるんだ。
今でこそ部屋数もそれなりにあるけど、昔は六畳間に15人+1人という
どう考えても物理的に入りきらない密度の中で生活してた。
食事時以外でメンバーが全員揃うことなんてまずない。
でないと、あっと言う間に酸欠の犠牲者が出てたと思う。
だからみんなどこかに「自分だけの場所」を持ってる。
中にはご飯と寝る時以外ここには戻ってこない、なんて人もいるくらいだ。
かく言う私にもそういう場所はある。
どこかって? もちろん、それはヒミツ。
そういう意味ではアスミも例外じゃない。
ご飯を食べ終えると、アスミはどこかに姿を消す。
「行ってきます」という言語概念はまだ身についてないので、
ふと思い立った瞬間に彼女はどこかへ飛び出していってしまう。
場所は決まってないみたいだ。一度ついていった事があるけど、
その時は少し離れた小さな神社に着いた。
どうもここはいつかの鬼ごっこの時に見つけた場所のようで、
よくふらふらとやってきては、勝手に中に入って遊んでるみたい。
基本的にアスミは一人で遊んでることが多い。
もともとあまり他人には寄ってこない子、と書くと意外だろうか。
アスミの中にはどうも何かの基準があるみたいで、
それを満たしている人以外には、初対面かつ無条件で懐くことはない。
私が知ってる中では、エトナと『彼』だけだ。
もっとも、後者はあまりアテにはならないけれど。
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