したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

持ち帰ったキャラで雑談 その二

241憐哀編side春原:三章「諦観の共有」     1/4:2007/12/24(月) 19:50:01

 二日目 PM 22:30

 結局僕らが最後に辿り着いたのは、昨日も訪れた何もない公園だった。

 二日目 PM 16:00

 ――おい、パス!
 その言葉が耳に届いた瞬間、忘れかけてた何かがわずかに疼いた。
「? どったんヨーヘー?」
「……あ? いや、別に」
 顔に出した覚えはない。
 ほとんど反応なんてしてなかったはずだ。
 それなのに、
「気になんの? 今の声が」
 コイツは僕の考えを当たり前のように読み取ってくる。
「んなことねーよ」
 ――まったく、鬱陶しい。
 そんな思いさえも伝わったのか、イサは顔を伏せて、
「そっか」
 とだけ言った。
 何か悪者っぽかった。むしろ悪者だった。
 僕は何もしてないってのに。
「おい、ちょっとついてこい」
「え?」
 イサの手を引いて、僕は声のする方へ歩く。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板