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持ち帰ったキャラで雑談 その二

239―地上の咆哮―:2007/12/22(土) 10:29:47
ただ、音が外から聞こえるだけである。

それは爆発音であったり、機銃を撃つ音でもあり、
そして突貫の命令の声でもあり、悲鳴でもある。

次々と倒れゆく味方、迫ってくる敵。
私はこのやうな戦火の中で、決断をしなくてはならない。
味方にどのやうな指揮するかをだ。
私は迫られている。それは決断なり。

「サイパン全島の皇軍将兵に告ぐ 鬼畜米帝への侵攻を始め、既に約二年も過ぎた。
このサイパンにいる陸海軍の将兵ならびに軍属達は皆が一致団結して協力し、
皇軍の面目を十分に発揮し、負託の任務を完遂することと思われたが、
天に見放され、地の利は十分に発揮できず、だが、人の和を発揮して今日まで生きてきた。
だが、資材は尽き果て、銃や大砲も鹵獲されたり、壊されるなどして、
戦友達は相次いで戦死している。これは真に無念だが、彼らが国に貢献してことを信ずる。
だが、敵の進行は依然として悠々たるものであり、サイパンの一角を占領するも、
敵の爆撃に曝され散っていくのみで、今や止まっても、進んでも死ぬという最悪の事態となっている。
だが、今は大日本帝国男児の真骨頂は発揮するときであり、私南雲忠一は、
今ここにいる君ら将兵、軍属とともに喜んで鬼畜米帝の懐に飛び込み、
太平洋への防波堤として、ここに骨を埋めようと思っている。
今こそ戦争での教訓、「生きて虜囚の辱めを受けず」を実行するときであり、
勇気を持って躍進し、全身全霊で戦ひ、悠久の大義に生きることを
最後の喜びとするのだ。」

1944年7月8日 南雲忠一 戦死(ただし自決説もあり)

二階級特進にて、海軍大将へ

サイパンの戦いで日本軍は文字通り玉砕し、
生き残った日本兵は重症の兵士一人だけだったという。


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