[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
持ち帰ったキャラで雑談 その二
231
:
憐哀編side春原:二章「幸福の押し売り」 4/4
:2007/11/25(日) 21:21:50
「ここまで来て、今更お前だけ置いていけるかよ」
頭に置いた手を、適当に動かす。
天然の金髪がぐしゃぐしゃになった。
「え……」
「ずるいんだよお前。僕の意見なんて最初から聞こうともしないくせに、
自分の意見ばっか僕に押し付けてきやがって」
「…………」
「僕は他人に動かされるなんて御免なんだよ」
押しつけた手のせいで、イサがどんな顔をしてるかはわからない。
わかりたくもなかったね。
こんなこと言わなきゃならない自分にもうんざりだ。
「僕は好き勝手にやる。僕がしたいことだけをな。
ついてきたけりゃついてこいよ」
手がはねのけられた。
見たくもない顔が上目づかいでこちらを見上げてくる。
薄く涙のにじんだ顔。
すがられるのなんて御免だ。
けど、今ここでこいつを見捨てるのはもっと御免だ。
「お前が僕の傍にいる限り、僕はお前を見捨てねーよ」
前から飛びつかれた。
ある程度予想してたので、今度は倒れずに済む。
「ヨーヘー」
面倒なので、もう応えない。
しばらく、そうしてた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板